天文宇宙検定1級キーワード その1
ラジアン
半径と同じ長さの弧を見込む角度が1ラジアンとなる。円周全体360°が$${2π}$$ラジアンであり、1ラジアンは57.3°
ステラジアン
弧度法を円周から球面に広げた立体角の単位球面全体の表面積は$${4πr^2}$$なので、$${4π}$$ステラジアンとなる
SED(スペクトルエネルギー分布図)
spectral energy distribution の略。縦軸を電磁波の強度×振動数、横軸を振動数で表している。
太陽表面
(高度の低い順に)光球→彩層→遷移層→コロナ
※遷移層で急激に温度が上昇する
距離指数と天体までの距離と減光の関係式
$${m - M = 5 \log r - 5}$$
※m:見かけの等級、M:絶対等級
※r:距離はpc(パーセク)であることに注意
※$${m - M}$$の値を距離指数と呼ぶ
この式より、距離が100pc遠くなると距離指数は$${log100}$$で、5小さくなる
脈動変更星
変更周期と光度変化の関係が成り立つのはセファイド変光星などの一部であり、常に成り立つわけではない
銀経・銀緯
銀河座標のこと、いて座方向が0度
銀経は銀河の北極側から見て反時計回りに値を増やし360度まで測る
銀緯は銀河赤道を0度とし、それに垂直な方向を90度とする
EHT(イベントホライズンテレスコープ)
観測に波長1.3nmの電波を選んだのは、ブラックホール周辺のプラズマ散乱の影響を避けるため
地上観測と衛星観測での口径の影響
地上観測では口径に比例して、衛星観測では口径の2乗に比例して、暗い星まで検出できるようになる
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