見出し画像

第3章 恒星の世界 26

天文宇宙検定1級公式参考書極・宇宙を解く-現代天文学演習」を読んで、わからない用語や整理したい内容をまとめています。
ど素人がまとめていますので、誤り等指摘いただけると嬉しいです。

超新星

重くなりすぎた白色矮星や寿命を迎えた大質量星が爆発四散する現象
分光観測により水素の吸収線スペクトルが観測されるか否かで、Ⅰ型とⅡ型に大別される
天の川銀河ないでは1604年の「ケプラーの新星」以来、観測の記録が残っていない

Ⅰa型:水素の線スペクトルなし、電離ケイ素線の吸収線が強い
Ⅰb型:水素の線スペクトルなし、中性ヘリウムの吸収線が強い
Ⅰc型:水素の線スペクトルなし、ケイ素もヘリウムも弱い
Ⅱ型:水素の線スペクトルあり

ガンマ線バースト

宇宙で最も明るい爆発現象
ガンマ線が数ミリ秒から数百秒にわたって放出され、そのあとX線の残光が数日間見られる
継続時間が2秒以上のLong GRBと、2秒以下のShort GRBに分類される

Long GRBは星形成が活発な活動銀河の観測から、得意なⅠc型超新星やSLSN(super-luminous supernova)が起源と考えられている
Short GRBは2017年8月17日に発生したガンマ線バーストの重力波観測から2つの中性子星の合体に由来することが判明した

宜しければサポートをお願い致します。ご厚意は天文ボランティア活動の資金とさせて頂きます。 これからも星空に興味を持っていただけるような記事を書きたいと思っています。