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第1章 現代天文学の基礎知識 3

天文宇宙検定1級公式参考書極・宇宙を解く-現代天文学演習」を読んで、わからない用語や整理したい内容をまとめています。
ど素人がまとめていますので、誤り等指摘いただけると嬉しいです。

アボガドロ数

記号:$${{}N_A}$$
値:$${6.02×10^{23} mol^{−1}}$$
標準状態(0℃、1気圧)では、ほとんどの気体の 1 mol の体積は 22.4 L

気体の物理量

密度:$${ρ}$$
 ガスの全質量$${M}$$を体積$${V}$$で割ったもの
 質量密度または密度と呼ぶ

数密度:$${n}$$
 ガス中の全粒子数$${N}$$を体積$${V}$$で割った量$${N/V}$$
 粒子数密度または個数密度と呼ぶ
 密度$${ρ}$$と数密度$${n}$$の関係は$${ρ=nm}$$となる
 ($${M=Nm}$$; $${m}$$は質量の密度)

流体の速度:$${v}$$
 流体を構成する多数の小粒子は、全体としてはある方向に動いているが、ここに見ると好き勝手な方向に動いているし、その速さもバラバラである
 流体の速度とはこれら小粒子の速度の平均になる

温度:$${T}$$
 いわゆる℃(セルシウス温度)とは別のもの
 熱力学温度(絶対温度)で、単位は$${K}$$(ケルビン)
 $${0℃ = -273.15K}$$となる

圧力:$${P}$$
 単位面積に垂直に作用する力
 言い換えると粒子がある面に衝突し与える運動量のこと
 運動量は粒子の熱運動が起源であるので温度に関係している
 理想気体の状態方程式:$${pV=nRT}$$
 ($${T}$$:温度、$${P}$$:圧力、$${n}$$:物理量、$${V}$$:体積、$${R}$$:気体定数)

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