五輪舞台で輝く、裏方の職人芸


noteで何をしようか考えていたら、#写真好きな人と繋がりたい という素敵なハッシュタグを見つけました。

それいいな。
仕事じゃない緩い感じで誰かと写真談義ができたら楽しいだろうな。
とは言っても。写真という漠然とした大きなテーマで、どんな話を振ったらいいんだろう?
そこで、私が最近感動した写真を紹介してみます。


2016年リオオリンピック終幕。日本選手団も無事に解団式を終え、熱の余韻も徐々に収まってきました。
マスコミも日々新しく飛び込んでくる時事情報へと移行していますが、五輪をもう一度噛みしめたい方、多忙でリアルタイムには体感できなかった方、スポーツへの関心は低くても写真や芸術鑑賞は好きという方に是非見て貰いたい写真があります。
報道各社のカメラマンが撮影した、決して新聞一面には載らない競技場スナップの数々です。

Twitterで報道局アカウントをチェックしていた方は既にご覧になっているかも知れませんが、「メダル片手にカメラ目線ではいポーズ」ではない、生の空気がぎっしり詰まっていて、尚且つ計算し尽くされた画面作りに唸らされる1枚。大舞台を支える裏方の仕事ぶりが垣間見える1枚。語り尽くせないドラマが確かにそこにあったんだと感じさせてくれるたくさんの写真たち。
それらが多くの人の目に留まらぬまま電子データの地層に埋もれてしまうとしたら、とても悲しい。
一対のカメラとレンズだけで5kgという大きな機材を抱えながらブラジルの灼熱の太陽の下を奔走し、熾烈な場所取り争いもあるであろう五輪という大舞台の一瞬に懸けるカメラマンの熱い思いは、間違いなくその1枚1枚に込められています。
その写真から伝染した昂る気持ちを誰かと共有したくて、各社写真部のTwitterをリツイートでまとめてみました。
note開始時にtwitter連動で何か仕掛けてみようと企んでいた専用アカウントですが、早速出番です。

海外メディアには全く疎くて国内の4社だけですが、開会から閉会までの時系列と画面並びをなるべく意識しながら、決定的瞬間やカメラマン独自の視点で切り取られた一瞬に焦点を絞り厳選しました。
それでも150枚を超えてしまって、ある意味かなり見応えがあります。
雨主催、オリンピック報道写真展 in Twitter!

追記:現在の雨のTwitterアカウントでも地層に埋もれてしまいました…。 
良い写真いっぱいだったのに。フォルダ分けして残したい。゚(゚´Д`゚)゚。 


リツイートに入っていない写真にも、観客席を巻き込んだりして素敵な写真がたくさんあります。
時間のある方には各社アカウントを遡って貰いたいくらい、Tweetには写真愛が溢れています。是非ぜひPCの大きなディスプレイで、オリンピック公式ソングなどお好みのBGMとご一緒にどうぞ。


報道も広告もスナップも、写真は芸術だと思う。
という雨の友達募集でした。

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