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なんでもないもののつくりかた #2
第1回公開後リアクションくれた方ありがとうございます。とても筆者の励みになっております・・・これ聞きたい!教えて!みたいなのも随時大歓迎ですのでよろしくお願いします。
そして最近のHALFMUSTは初大阪、なんばベアーズで演奏をしてきました。egomaniacs、diskover、象の背の皆さま本当にありがとうございました。バンドマジックが随所に炸裂した最高の一日でした。出演予定だったいっしゃんさん、pile of hex、letniyも含めたライブ、いつか必ず実現させたいっす。今後ともよろしくお願いします。
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というわけで第2回です。
トラック2『Big Nothing(to me)』
アルバムの中では最後の方に出来た曲で、自分がオケだけのワンコーラスのデモを作ってきて、いせさんにメロをお願いし、展開はメンバーで膨らませていった曲。
自分の頭の中では色んな曲のハイブリッド的なイメージがあって、LIVEAGEのインタビューで話したとおり「90s USインディー(とかいいつつ00年以降のsonic youthの影響も濃かったり)と札幌ニュアンスの融合」をテーマにしてデモを作った。冒頭イントロのリフは同音異弦を使うことによって前者の感じを、インタールードのリフなんかは単音フルピッキングとスライドの多用で後者の感じを出そうとした。
ブリッジ部はダブっぽい感じ、ラスサビに至るまでのところはナンバガ直系みたいな感じを意識。
音作りに関してはトラック1『クラウドナッシング』同様、メイン=meltdown、ブースト=ruby、ブリッジ部=bluesky reverb。アンプは68ツインリバーブカスタムで、つまみもほぼ両チャンネルオール5、ハイロー微調整みたいな感じで撮った。クラウドナッシングより複数弦を弾くフレーズが多いのもあってか、よりドライブ感ある生々しい音が撮れたのが嬉しかった。
この時期、LOSTAGEの「HARVEST」をバンド内でよく聴いていて、アコギをいれてオーガニック感を出したいというのもあったのでAメロ2回目のフレーズやラスサビのコード弾きにはアコギを入れた。
使ったのは去年の冬あたりに手に入れたgibson b-15。ボディが小ぶりでナット幅も狭いので、自分のような手がスモールなエレキ弾きにはジャストサイズで、カシャカシャとした鳴りがアンサンブルによく馴染んだ印象。買ってよかったなあ・・・と噛み締めながら録音していた。ギター本体にpuは増設していなかったので録音はマイク撮りで。今年も録音やライブでこの子は沢山使ってあげたい。
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Aメロ裏のリフはエレキと同じフレーズを弾いてエアー感含む成分を足してるイメージ。ラスサビのコードはオープンコードに小指一本1〜2弦を足した面白いコードフォームになっていて、ありそうでない響きや進行に出来たんじゃないかな〜と出来上がりを聴いて思っている。
次回は自分がサポートから加入して最初に作成に関わりはじめた曲、トラック3『決めかねてる』についてお話します。
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