見出し画像

法人(ビジネス)向けSSD

こんにちは、トランセンドジャパン株式会社 プロジェクト営業部です!今回は、SSDのお話しです。

おかげさまでSSDも普及してきました。

あ、今回も特に長いので、結論を先に書きます。

ビジネス(法人)用途なら部材も固定された専用の法人向けSSDを!個人用途だったら価格で選びましょう!

<法人向けSSD紹介ページはこちらをクリック!>

トランセンドはWebサイト上でも『個人ユーザー』向けと、『ビジネス向け』で製品紹介ページを分けてご紹介しています。

法人向け

■ビジネス(法人)向けSSDの特色

① 搭載主要部品が固定されている。
② 高品質な部品を使用している。
③ 個人向けとは異なり、専用設計である。
代表的な所ではこの辺です。
世界中でも、産業用パソコン、サーバー、ネットワーク機器、POSシステム、MFP、などなど高信頼性を求められる機器で数多く採用されています。
また、MOQ条件は発生しますが、各種カスタマイズ対応も可能なので、暗号化対応含め更にご安心してご使用頂くことが可能です。

個人ユーザー向け

■個人ユーザー向けSSDの特色

① 安い。コストパフォーマンスを重視してます。
② 買える場所(ネット含む)が多い。
③ デザイン(見た目)注力。映える感!

■個人向けSSDをビジネスで使う問題点

定期的にお問い合わせがありますが、『同じ型番を買ったのに、速度や容量が違う!』とか『同じ型番を買ったのに、搭載コントローラー/NANDが違う!』と言ったお話しがあります。
特にビジネス向けですと『サンプルとして評価した上で本格(複数台)導入する』事があるので、中身の部品が違うともはや「別のSSD」となってしまうわけです!!
あ、と言っても、製品としての公開仕様(SATA-III、DRAMキャッシュ有無、2.5インチ等)は変わってないので、販売する型番も変更はしないのです。
つまり、個人向けはあくまで個人使用向けを想定した製品となっています。

最近では環境資料や規格・規制対応資料等、SSDをはじめとしたメモリ製品をビジネスで使用する場合、様々な書類提出を求められるケースが増えて来ています。価格が安いからと個人向けSSDを買われた法人様へはこう言った各種サポートができない事が多く、結局買い直すことになってしまうケースもあり、結果的に高くついてしまった事もあるようです。

■安いのも高いのも、理由があります。

トランセンドはポリシーとして「インクダイ」と呼ばれるような、低品質なNAND等は使いませんが、世の中の個人向け製品にはそう言った物等も多く使われています。個人的に台湾メモリメーカーの中の人の友達は多いですが、彼らもわかって採用してますし、個人向けにそう言った製品を使う事は、中国メーカーに限らず、台湾メーカーでもよくある事のようです。
最近は特に中国メーカーの価格攻勢が強いのも関係してるかもしれませんね。業界的にも個人向けであれば、それほど大きい問題にはならないと考えてるんでしょう。

だからこそ、ビジネス向けは「ビジネス向け」として、専用設計し、高い部品を使い、生産ライン調整をし、手間のかかる各種書類・認証を準備し、技術資料も揃えた上で販売する事で切り分けをさせてもらってます。

■トランセンドは販売体制サポートも分けてます

ビジネス向けと、個人向け。世界中のトランセンドグループにおいても、取り扱う営業部を分けて販売活動をしてまして、私の所属する『プロジェクト営業部』がビジネス向けの販売を担っています。
プロジェクト営業部は、本社以下、一つのセールスユニットとして組織され、技術的な知識や市況情報もグローバルに共有し、海外に跨るビジネス等も協力してサポートさせていただいてます!
個人ユーザー向け製品は、『チャネル営業部』が各国の店舗やネットの商習慣に寄り添って、独自のPR等を行うサポート体制を取っています。特に日本の商習慣は、海外と比べて特殊な部分も多いようです。

■知識があれば、個人向けを使いこなすのもあり

お客様がSSDやパソコンの知識があって、ご自分である程度問題解決できるのであれば、安い個人向けを使いこなすのも悪くないかもしれません。
「個人向け製品が悪い」というわけではなく、あくまで特性を知り、見極めてお使いいただければ幸いです!

■法人様無料相談はこちらまで!

https://jp.transcend-info.com/gac/ind/2006_V3/SSD.html


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?