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学校DX ICT推進班のちょっと恥ずかしい話



 高卒就職問題研究のtransactorlabですが、学校ではICT活用推進班サブリーダーでもあってですね、今回はそっち方面のお話。

 今朝の朝会でICT活用リーダー活用推進班の先生がこんな連絡をしていました。

「担任の先生がた、急ぎで申し分けないですが、(県教委から)急な調査が来ましてご協力お願いします。自宅にwifi環境がない生徒が何人いるかの調査です。クラスで調査(挙手させて紙の名票に○を書いて)して、集計(正の字とかで)して、その結果をメモで結構ですので私までお知らせください。」

 朝のドタバタしていた時だったので、その時は何とも思わなかったんですが、後から考えてみたらヒジョーにおかしな話だと気づきました。

 その調査元は県教委のICT担当。何らかの理由があって急に実数を把握したくなったのでしょう。

 せっかく生徒全員に一人一台ずつクロームブックを配ってあるのにどうしてgoogleフォームズを使わないのか。一瞬で集計できますよね。

 笑えるというか、恥ずかしいのは、その疑問を持った人が誰もいなかったということ。私自身も含めてです。

 2022年5月末、とある公立高校のできごとでした。

 これが今の日本の学校ICT活用推進状況であるのであります。



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