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美酒鍋 | ジェネリックッキング 〜簡単にそれっぽく美味しいもの〜

この前(2020/2/27)の夕飯

我が家の大きくない冷蔵庫。ずいぶん前にいただいたまま、飲みきれずに冷やされ続けている不憫な日本酒がありまして。
日本酒をたっぷり使う鍋のレシピがあると聞いて、試してみました。

美酒鍋

何でも、広島県の「賀茂鶴酒造」という酒蔵が発祥だとか。
蔵で働く方々が仕事(利き酒)に影響のないような賄い料理として、簡単に作れてシンプルな味付け、且つ、体力確保がしっかりできるようにと考案された料理なんだそうです。気になる。
レシピは家庭によって様々みたいですが、共通しているのは、豚肉、鶏肉(砂肝入っている率高し!)、野菜類を日本酒と塩・こしょうだけで調理して、すき焼きのように生卵にくぐらせて食べること。

■材料:
野菜類(にんにく、白菜、長ネギ、舞茸、椎茸、春菊)
こんにゃく、厚揚げ
豚バラ薄切り、鶏もも肉、鶏砂肝
塩、胡椒、日本酒、油

■作り方:
1)野菜肉類を好みに切っておく。にんにくはスライスに。
 砂肝はきれいに下処理して、塩胡椒を先にまぶしておきました。
2)鍋を温めて油を少しひき、にんにくをいれる。
3)にんにくから香りがたったら、肉類を入れてさっと炒める。
4)しっかり強めに塩胡椒をして、火の通り辛そうな具から鍋にいれて蓋をする。
5)全体がしんなりしたら、強火にして日本酒をたっぷり(鍋の1/3ほどまで)入れる。
6)沸騰して、アルコール分が飛んだら完成!(卵を各自割って、つけていただきます)

■実食感想:
どんな味かとおそるおそる食べたのですが…日本酒の甘みと野菜や肉の旨味、塩胡椒が渾然一体となって、出汁類を一切使わずなのに、なんとも深い味わい。
あっさりしているのですが、独特の後をひく感じもあり、いつもよりたくさん食べてしまいます。
「利き酒のためだからあまりにんにくは多くなかっただろう」なんて思って控え目(小さめなひとかけ)にしましたが、もう少し入れたらお酒がさらに進みそう。
アルコール分は飛んでいるので、お子さんでも大丈夫だそうです。(とはいえ、作る過程で室内が揮発したアルコール成分でいっぱいになりそうなので、注意)

その他のメニュー

鍋の時のサブメニューっていつも迷うのですが。(肉も野菜もかぶるので)
アボカドとクリームチーズのキムチ和え
玉ねぎ天(市販)
にしました。

合わせたお酒

本来は日本酒合わせでいくべきところなのでしょうが、開けてずいぶんたってしまったこの日本酒を消費したいためのメニューでしたので。今日は巷で話題のレモンサワーを買ってきました。
檸檬堂の4種類を飲み比べ。
普段缶チューハイは飲まないのですが、アルコール度数8%の鬼レモンはちょっと本当に油断すると危ない気配。。こんな飲みやすくて度数を感じない飲み物って…危険な気が…。
祐天寺の「ばん」と戦える気がする。(あれはもうほぼキンミヤロック・生レモン入りだけど)
そして甘いお酒はやっぱりちょっと苦手でした。(ご飯が入っていかなくなるので。これは親の子どもの頃の徹底的な教育の賜物なのだろうな)

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