善悪の彼岸 九

解釈を書いてます。


必要だった事前知識

ストア派:古代ギリシャの哲学の一派で、理性に基づいて自然に従い、感情を抑え、徳(善行)を最重要視する考え方。ゼノンが創始し、禁欲主義や運命を受け入れる姿勢が特徴。
欺瞞:人の目をごまかし、だますこと。
憐情:人をあわれむ気持ち。
現存:現在、実際にあること。現実に存在していること。
僭王:身分を越えて王を名乗ること。また、その者。

九の私の解釈「ストア派はクソ」

多分こう言ってる:ストア派のお前ら、ロクなもんじゃないわ。ストア派の人たちっていうのは自然に従おうとしてるけど、自然って何も考えてないし節度もないし不確かだしロクなもんじゃねえよ。
生きることっていうのはもっとさ、いろんなことに関心をもってさ、自分の意思で選んだり決めたりすることだろうよ!
てかさ、自然に従うとか言いながら、お前らの都合のいい解釈を自然に押し付けてるからね。もうそういう催眠をお前ら自分にかけちゃってるのよ。で、ストア派の思う自然の解釈が、実際の自然だわ〜みたいに思い込んで、それ以外の考え方ができなくなってるね。
自分たちを催眠かけて苦しめるプロだからさ、それを自然相手にもやっちゃってるのよ。あーあ。お前らも自然の一部じゃなかったのかよ。
哲学っていうのは、いつも自分の考えで世界そのものを作っちゃうんだよな。身の程をわきまえない衝動なわけよ。

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?