中央・東ヨーロッパの編集者とお会いしてきました!
近年、日本の本の翻訳出版が盛んになっている中央・東ヨーロッパ地域。
これらの国々から11人の編集者さんが「国際交流基金/中東欧編集者招へい事業」 により、2月26日〜3月5日の日程で来日され、日本文学や日本の出版事情に関するレクチャーを受けたり、交流会にも参加されました。
具体的には以下の国々からの編集者さんです。
ちなみに各国の人口と公用語を調べてみました。(※外務省サイトを参照)
ブルガリア
人口:646万人
公用語:ブルガリア語
クロアチア
人口:385万人
公用語:クロアチア語
チェコ
人口:1051万人
公用語:チェコ語
ハンガリー
人口:960万人
公用語:ハンガリー語(マジャール語)
コソボ
人口:179万人
公用語:アルバニア語、セルビア語
モンテネグロ
人口:62万人
公用語:モンテネグロ語
北マケドニア
人口:205万人
公用語:マケドニア語、アルバニア語
ポーランド
人口:3801万人
公用語:ポーランド語
ルーマニア
人口:1903万人
公用語:ルーマニア語
セルビア
人口:693万人
公用語:セルビア語
スロバキア
人口:543万人
公用語:スロバキア語
2月29日には出版クラブホールで懇親会も開かれ、11名の編集者さんと直接お話することが出来ました。
ちなみにこれら11名の編集者さんのリストは懇親会当日まで知らなかったため、ポーランドのKIRIN Publishing Houseのアンドリアンナさんがいてびっくり!
アンドリアンナさんは、小社が代理人をさせて頂いている田口ランディさんの『リクと白の王国』のポーランド語版を数年前に出版してくださったのですが、今回の懇親会で初めてお会いすることが出来たのでした!
編集者のお一人が、「長らく海外渡航の自由もない時代を生きてきたので、まさか自分が日本の地を踏める日が来るとは夢にも思わなかった」としみじみと語られたのがとても印象に残りました。
これを機に、中央・東ヨーロッパとの関係をしっかりと築いていきたいと思います。
翻訳出版プロデューサー 近谷浩二
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?