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小説書きの修行をしました

皆様お疲れ様でございます。今回の記事を書きながら、ちょうど東京で1週間の酷暑の後に来た雨を楽しんでいます。夏はまだ続き、再び暑い日々が訪れると思いますので、皆様も水分補給や可能な限り長時間の外出を避けるよう気を付けてください。バルコニーの植物たちは先週の酷暑を頑張って耐えました(もう数日続いたら少し危ないところでした……)。

さて今回の話ですが、私は5月から6月までSF作家アダム・ロバーツ氏が講師となった「Writing Science Fiction(SF小説を書く)」の講習会に参加しました。開催者の文学学校はイギリスに拠点を置いていますが、講習会はネットで行われるので、日本在住の私も参加可能でした(私とニューヨーク在住の1人以外は全員イギリスでしたが)。

参加者は20人ほどで年齢や背景も多様でした。28歳の私は「子供の頃に読んだ1959年のSF小説」のお勧めを聞いて、自分の若さを把握しました……。 参加者は背景も多様の上、目的も多様でした。私のように「小説の基本を習いたい」という初心者もいれば、「小説をもっと出版したい、SFを出版したい」というベテランもいました。

参加者は全員とても親切でした。皆、小説を書きたい気持ちで絆を結び、お互いの文を読みながら努力や成功を賛美しました。初めはとても緊張しましたが、参加者の温かい気持ちと応援で、終わりに近づいた頃には友と考えるようになりました。ロバーツ氏と、直接フィードバックしてくれたサイモン・イングス氏の助言や教えはとても参考になりました。講習会の終りに参加者は全員3000ワードの小説の始まりを書きました。他の参加者のように出版に向けて進めるかどうか分からないですが、未熱者の作家として大きく成長できた気がします。

読者の皆様にも小説を書きたいという気持ちを持ち、どう始めるべきか戸惑っている方がいるかもしれません。「とにかく書く」は当たり前なアドバイスですが、「でも書いた後にどうするのか」という質問が出ます。費用の問題もありますが、このような文学講習会はとても役に立つと思います(私が参加した講習会では出版するための助言などもありました)。

もし何かの理由で講習会が苦手という方がいらっしゃいましたら、西洋で大人気となった11月に行われるNational November Writing Month(全国小説執筆月間)もあります。11月初めから11月末までに5万ワード(日本語だと10万文字)を書くチャレンジです。1人でも出来ますし、英語ですが、Camp NaNoWriMoという他の参加者とネット合宿をする無料体験もあります。もし機会と書きたい小説がありましたら、とてもお勧めします。こちらも、今年こそ今書いてる小説、または新しいアイデアで頑張るつもりです。

今回も長い記事となってしまいました! 長々と話すつもりではありませんでしたが、思わずこうなってしまいました……。ここまで読んでいただいた方、ありがとうございます。もし小説を書いてる方がいらっしゃいましたら、応援してます! 苦労するときもあると思いますが、そのときは休憩を取るのを忘れずに。そして、夏も続くので、水をいっぱい飲むのも忘れないよう気を付けましょう。では、熱い日々が去った頃にまたお会いしましょう!

-マーティン・ベン

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