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脳は変えられない-トランスジェンダーの原因-

山梨大学の性同一性障害(GID)の外科治療のページによると。。。

「心の性を身体の性に近づける治療は、不可能とされているので、……以下略」

心は、変えられないんかい!!!

よく「心は変えられる」って聞くよね。
自己啓発とか、生き方とか、モチベーションの話とか、特に。

僕、心は頑張れば変えられるって思ってた。男の子の心でも、頑張れば女の子の心に成長するのでは?って。

でも、トランス(トランスジェンダー・トランスセクシュアル)に関しては「心」の問題じゃないんだよ、きっと。

良く考えたら分かることなのではあるかもしれないけど、トランスは「心が変えられない」じゃなくて、「脳というハードウェアは変えられない」が正解だと思う。

◆心は変えられない?

僕は、女の子の心へ自分の心を変える努力をやりきった結果、どう頑張っても変えることはできず「オマエはオトコ!」と言ってくる脳に完敗した感じはある。女の子になろうとした僕に対して、男と言い張る脳みそさんの圧勝である。

「心の性を身体の性に近づける治療は、不可能とされているので、……以下略」は、やっぱり正解だと思う。早く知りたかった、早く気づけば良かった。。。

◆トランスは何故起こる?

トランスは、脳というハードウェアの性別設定が体のハードウェアの性別と真逆の状態。脳内での性ホルモンが関係していると思う。

体感的には、僕は体が女の子なのに、脳が男用つまり「別機種のマザーボードが搭載」されちゃってるような感じだと思うんだよな。。。

脳というマザーボード交換なんかそもそも無理である。そんなことしたら、死んでしまうわ!!!(怒)

脳というハードウェアを体の性別に合うように改造する方法としては、おそらくftmの場合はホルモンの阻害剤(mtfの場合は脳内での男性ホルモンを補う薬剤)や遺伝子治療の領域になるはずだから、現代の医療ではほぼ完全に無理ポ案件なんだと思う。

◆トランスとどう向き合えば良い?

だから、本当の意味で心を変えるなら、トランスを受け止めて、男性と女性の良いところを併せ持った自分という特性を活かすようにするしかないんじゃないかな。

僕はもう、女の子になろうするのをやめた。僕の脳は男仕様なのに、その脳に無理やり女の子という業務をやらせ続けたら、どんどん体の不調が噴出し心も病んでいってしまった。。。

一々考えないと女の子というものが、僕にはできない。だから僕の内面は休憩なしのブラック企業みたいな状態になり、僕の脳みそ、つまりマザーボードが熱暴走状態になったんだろうな。

男の子・女の子、どちらかに「なろう」とすると、どうしても色々足りないものや出来ないことが出てきてしまうよ。


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