そのつながりはやがて花をかたどる
先日、百瀬七海さんが主催されているポエムバトン企画に参加したところ、
百瀬さんご自身がバトンを受け取ってくださいました。ああ、嬉しい。
そのポエムを鑑賞しながらふと、この百瀬さんが考案された企画の醍醐味に気づきました。その醍醐味とは、バトンは誰もが繋げられること。そして、主催者の百瀬さんご自身が、企画に参加された方のバトンを積極的に繋いでいらっしゃること。
参加してくれた方のポエムを、また誰かが繋いでいく。
それは、私であるかもしれないし、見知らぬ誰かかもしれない。憧れのあの人かもしれない。
(引用:心だけを重ねて、巡る世界でまたいつか #ポエムで繋ぐバトン |百瀬七海さん)
きっとバトンのつながりを辿ったら、一つの大きな花が出来上がるのではないかな、なんて思ったのです。百瀬さんを軸に、何枚もの花びらを重ねた一輪の花。イメージは淡い色のラナンキュラス。
言葉のバトンを引き継いだ方が、一枚の花びらを少しずつかたどっていく。
私の場合を例に挙げて、もう少し詳しく書きます。
百瀬さんのバトンを直接引き継いだ方の中に、しめじさんがいらっしゃいました。
しめじさんは百瀬さんから「変わらなくていい」というフレーズを受け取ります。
しめじさんのバトンを引き継いだ方の中に、あつこさんがいらっしゃいました。
あつこさんはしめじさんから「新しい一歩を踏み出すために」というフレーズを受け取ります。
あつこさんのバトンを引き継いだ方の中に、寅三奈がいました。
私はあつこさんから「ここではないどこかへ」というフレーズを受け取ります。
寅三奈のバトンを引き継いだ方の中に、百瀬さんがいらっしゃいました。
こうして百瀬さんに言葉のバトンが回ってきたという訳です。まるで四人が一枚の花びらをかたどったかのよう。
私のバトンを、あせってさんが引き継いでくださったように、他の方も、色んなところで言葉を引き継いで、そして渡しているはず。
そうやって出来た幾重もの花びらは、きっとまばゆいほど美しい。
私にも、あなたのポエムのバトン、繋がせてください。
たくさんの優しい言葉のバトンが、世界を繋いでくれますように。
(引用:心だけを重ねて、巡る世界でまたいつか #ポエムで繋ぐバトン |百瀬七海さん)
ここまでお読みいただきありがとうございました。 いただいた御恩は忘れません。