「子供の居住国を決める」裁判にかかった費用公開ー100万円越え・・・

ハーグ条約事件で子の返還請求をされた母(相手方)です。

子供をA国に返還せよ、という申立人の主張に対して、
返しません、なぜならーという立証をしていかなければいけないのですが・・
このハーグ条約というのは離婚調停等とも異なり、「子供の居住国」を決める裁判のため、事案を扱ったことのある、かつ、裁判に勝ったことのある先生を探さなければいけませんでした。

まず、ハーグ条約事件においては、外務省に依頼をすることで、弁護士連合会から弁護士さんを三人紹介いただけます。費用や経験値によって選ぶことはできず、スケジュールのあけられそうな先生を紹介してくださるようです。

私の場合も三人ご紹介いただいたのですが、
1、ハーグ条約事件未経験の先生、
2、一度のみ経験あり、しかし弁護についた側の方が負けてしまった先生。(相手方だったため、請求が認められて、返還が決定)
3、数度の経験があり、勝ち負け両方経験しており、負けた後に上告までして、高等裁判所にて勝ちを得た経験のある先生でした。

三人ともご面談はさせていただきましたが、経験値よりも、私の不安や準備内容についてどれほど親身になって考えてくださっているか、どこまでやってくださるかを基準にお願いするかを決めました。



肝心の弁護士依頼金額ですが・・・

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