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世界遺産二条城 二の丸御殿特別入室19日から

勅使の間

京都にある二条城では、19日から「二の丸御殿、遠侍勅使の間」の特別公開が行われる。勅使(ちょくし)は天皇の代理人として意思を伝える使いで部屋が特別に用意されていました。

障壁画(青楓図)狩野甚之丞(1583-1628)

上段に将軍が座ることが想定されていないため、他の対面所と違い、付書院が設けられていません。勅使を背にする大床(おおどこ)と帳大襖(ちょうだいふすま)には春から夏へと変化する青楓の様子が描かれています。この障壁画は二条城最大の大きさです。

収蔵館には障壁画(青楓図)の実物が展示されている。


担当者は『二条城の歴史や文化を多くの人に知っていただく機会になれば』と話していました。勅使の間に入室できる期間は7月19日から8月21日まで。学芸員による解説もおこなわれる。

期間限定で、普段は非公開の香雲亭で「京のゆば粥御膳」の特別朝食も提供される。価格は3700円で一日40食限定で、清流園の景色を眺めながら食事を楽しむことができる。京料理いそべ 電話:075-551-1203(受付時間:午前10時~午後3時)期間は7/15〜9/30まで

料金は入場料と二の丸御殿観覧セットで1300円 収蔵館は100円
詳しくは二条城ホームページ
もしくは(TEL : 075-841-0096)

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