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[Something New] この春のわたしたちの興味

What’s JAM?

「仕事も、暮らしも、遊びも。全部を楽しみながら、シームレスに生きること」を掲げるトレイルヘッズ。
新企画の「JAM 」では、そこで働くメンバーやパートナーがどのような想いを持って働き、暮らし、遊んでいるのかを発信していきます。
オフィス作りについて調べるうちに弊社を知って頂いた方はもちろん、偶然知って興味を持っていただいている方にもこの企画を通してトレイルヘッズについて知っていただけると嬉しいです。

TRAIL HEADSメンバーが気になっている最近の興味について

トレイルヘッズでは毎週異なるテーマを決めてメンバー間で意見交換をする場を設けています。 そのひとつのテーマが「Something New」。

メンバーそれぞれが、最近気になっていること、面白かったことなどをみんなにシェアするというものです。 個々人の興味範囲を知ったり、ユニークなサービスが紹介されて純粋におどろいたり、とてもおもしろい時間です。

今回のJAMでは直近のSomething Newを抜粋して紹介していきます!


水で膨張させる「スポンジ家具」

「皆さん、ECALというデザイン学校はご存知でしょうか?」

こう言って櫻井が説明を開始したのはECALことローザンヌ州立美術大学で教鞭をとるデザイナーらが今年4月に開催された「ミラノ・デザイン・ウィーク」にて発表したスポンジ家具です。

(画像提供元:公式サイト

組み立ては不要

セルローススポンジという素材でできているこれらの家具は、利用場所に到着後、お風呂やシャワーで濡らすと数秒のうちに元のサイズの約10倍に膨らみ、乾燥させると強度も担保された家具になります。組み立てはもちろん不要です。

そもそもセルローススポンジにが着目された背景として、ECALでデザイン修士課程1年生に向けて開催されたワークショップがあります。
このワークショップを通して、圧縮生、有機性、および「座りやすさ」の3基準でコルク、エンカイア、セルローススポンジの3種類が注目されます。さらにその中から水に触れると元のサイズの10倍に膨張するセルローススポンジが主な素材として選定されたのですが、エコフレンドな素材として知られるセルローススポンジが機能性も評価されることに再生可能な素材の可能性を感じます。

コレクションのラインナップ(画像提供元:公式サイト

サステナブルを体現し、環境と人々の生活に配慮

さらに櫻井はこの家具が家具の配送プロセスにおいて大きな影響があると説明を続けます。
通常、生活品の中でも特にスペースをとる家具の配送には莫大なコストが生じます。しかしこのスポンジ家具のように輸送時にスペースを削減することができればCO2の削減などで多少緩和ができると考えます。また家具の在庫を抱える会社にとってもスペースが節約できる大きなメリットがあります。

また、高齢化社会を見据えたときに重量のある重たい家具ではなく、このような軽量かつ丈夫な素材でできた家具のもとで生活をすることがサステナブルな暮らしに繋がるとメンバーからの意見もありました。

私たちも空間デザインという仕事柄、日々膨大な家具を取り扱います。
配送時のみならず製造時、そして役割を終えて廃棄される時までにも発生する環境への負担について無視することはできません。
今回ピックアップした家具はコンセプト家具ですが、今後も環境に良いとされる家具についてリサーチをしていくための良い示唆を受けました。

磨屋自転車店

店の前を通る度に気になっていたけれども、なかなか入る機会が無いお店ってありませんか?
勇気を出して入ってみると全く新しい驚きを感じられるかもしれません。

小倉が連休中に訪れたのは西新宿にある「磨屋自転車店」

いつも自転車で出社する小倉は、お店の営業時間が合わず開いているタイミングでお店の前を通ることが少なかったのですがこの5月上旬に遂にお店の中に入ることができました。

ビンテージ品を中心に仕入れて販売

磨屋自転車店ではオーナーの武捨(むしゃ)さんが良いと思った中古車や部品を仕入れて組み立てます。もともとアパレル関連の仕事をしていたことも関係しているのか、店内の雰囲気もどこか自転車店というよりは古着屋さんのような感じだったと小倉は言います。

シンプルだけどストーリー性のあるSNS

ユニークな自転車屋さんだが小倉が特に着目した点がお店のInstagram。
実際にアカウントを訪れていただくと分かるが、自転車購入者と自転車のツーショットを中心に投稿しており、投稿内容には直近の投稿では購入者とさんが丹精込めて作った自転車へのメッセージとも独り言とも取れるようなコメントが添えられています。

世界に1台の自転車とそれを手に入れたお客さんの嬉しそうな顔、武捨さんの自転車愛もじわじわ伝わってきて次は自分の自転車も、という気持ちになります。

自転車購入を検討中の方は是非チェックしてみて下さい!

Village Hinoharaで開催中 「石を立てる」展

石は最強のビンテージ品

「石は何万年も前から存在しており、実は最強のビンテージ品なのでは」
と増田が取り上げたこの話題。

現在、久保田弘成さんの「石を立てる」というイベントが東京都檜原村にあるVillage Hinoharaで開催しています。

この展示では、アーティストの久保田さんが全国津々浦々の河原でみつけた石を一点ずつ、その石の造形美を際立たせたるために作られたカラフルな台座に乗せる手法で作られる「根石」とよばれるアート作品を取り扱っています。

全ての商品をECサイトでアップしていますが、実際に現地で現物を見た増田も「石の良さは現物を見ないと分からない」と現物を見ることをメンバーにも強く勧めました。
ほぼ全ての作品を直接鑑賞できるのもVillage Hinoharaのみになりますので

このイベントは、7/7まで開催しておりますので、現代アートに興味がある方、自然の中でアートを楽しみたい方は是非こちらもチェックしてみて下さい。

展示場所のVillage Hinoharaに関する情報は以下です。

まとめ

今回はTRAILHEADSメンバーによる3つのNewを紹介しました。
日々こんなことに興味を抱きながら働いて、暮らして、遊んでいます。
興味が交差する方がいらっしゃいましたら是非一緒に仕事できると嬉しいです。

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