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オフィス作りのプロが、アウトドアでのリモートワークに本気で取り組んだら【vol.2】〜家具のプロトタイプ製作〜

前回キャンプ場でアウトドアワークをして改めて実感した、自然の中の心地よさ。しかし「働く」を基準に考えてみると、キャンプ用品は十分とは言いがたく、ちゃんと働くことができる空間・家具については、見直す余地がありそうだとも同時に気づきました。

▼前回の記事はこちら
「オフィス作りのプロが、アウトドアでのリモートワークに本気で取り組んだら【vol.1】」

この課題を一度オフィスに持ち帰り、メンバーで検討を進めます。
トレイルヘッズが考えるアウトドア×リモートワークは、改めて整理するとこんなイメージ。

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一般的なワーケーションは、「バケーション」がメインで。その一部の時間で仕事をするというもの。しかしこの場合、前回のアウトドアワークでも感じたように、働く環境が整っておらず、長時間集中して働くことは難しい。

そこで我々は「自然の中にオフィスを持っていったら...」という発想でこのプロジェクトを進めていくことにしました。

方向性が固まったので、次は具体的な空間・什器を考えていきます。

 -オフィスというからには、ちゃんと座れるデスクとチェアがほしい
 -でもアウトドアなので耐久性を意識して、無骨な素材で作る?
 -使いやすいよう、机、椅子が一体となったユニット型?
 -金属で什器をつくって軍事基地のような雰囲気のもの?
 -ピクニックバッグのように、必要なパーツが全て入ると持ち運びやすいかな

などなど、様々な画像を集めディスカッションを重ねながら、イメージを膨らませていきました。

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▲オフィスの壁に貼られたイメージの数々

このような検討を経て、第一段階として形になったのがこちら!

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デスクは環境に合わせて高さを変えられるよう、昇降式の足に木の天板を組み合わせました。テントの中では座って、木の脇ではスタンディングと、場所に合わせて使い方を変えています。

最近働き方を見直すときに「ABW(activity based working)」という考え方を導入する企業が増えています。これは、業務(=activity)に応じて、時間と場所を自由に選び、生産性を高める働き方のこと。この考え方をアウトドアでも実践すべく、仕事に合わせて場所や体勢を整えられるように家具はフレキシブルにつくりました。

この環境で数日仕事をしてみたところ、ある程度什器がそろったことで、個人ワーク、ミーティング、オンライン会議と、どんなタイプの仕事も問題なくできるように!

さらに自然の中にいるという独特の感覚や、足元の柔らかさが体への負担も軽減させている気がします。

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▲この深い山と緑!東京都は思えません!

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▲テントから外を眺めながらのオンライン会議

「これからの豊かなくらしとは何か」を問い直し、モノ/コト問わず具現化を目指す、パナソニック社のデザインスタジオ「FUTURE LIFE FACTORY」の皆さんが、さっそくトライアルで使ってくださいました!彼らもここで何やら企んでいる様子です...

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▲チーム内での打ち合わせ

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▲オンライン会議は充電の消耗が激しいので、ポータブル電源は不可欠!(これはANKER社のもの)

「アイディアボードに見立てて、周りの木に付箋を貼れるようにしたいね」
「この空間を川辺に持っていったらどうなるだろう」
など、もっと自然を感じられる働き方の妄想がさらに広がります。

徐々に家具も揃ってきたことで働く場としての機能が整ってきました。
もっと快適に、自然を楽しみながら働くには?次回はそのあたりを探っていきたいと思います!

ライター:及川静香(TRAIL HEADS)
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