見出し画像

Apple製品のインフラやセキュリティ・プラットフォームを提供するJAMFが1億ドルのIPOを申請。今年4社目のSaaS企業のIPO。Appleの成長とSaaS企業人気を追い風に波に乗れるか。

Apple製品、アプリ、企業リソース向けのITサポートサービスを提供しているJamf Holding Corpが1億ドルのIPOを申請しました。

Jamfは今年4社目のSaaS企業のIPOになります(最初の3社はProcore、ZoomInfo、nCino)

Jamfは様々な企業に対してApple製品、アプリケーション、企業リソースをクラウド経由で、デバイスの接続、管理、保護が可能なサービスを提供しています。
Jamfは2002年に設立され、Appleとは長い付き合いがあります。Appleデバイスがエンタープライズ向けの需要が増加する波に乗って、Jamfも成長を続けています。
Jamfのミッションは「Helping Organizations Succeed with Apple:Appleで組織を成功に導く」とAppleと共に成長していくことを明確に表しています。

Jamfのソフトウェアを使用することで、Appleデバイスは新品の状態で従業員に配備され、最初の電源投入時に自動的に設定され、パーソナライズされ継続的に管理されます。つまり、Jamfのテクノロジーを活用することで企業にとっては重要なセキュリティを確保しながら、Appleデバイスの使い勝手を維持できるという点が大きな特徴になります。

ここから先は

2,551字 / 9画像

¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?