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2020年10月のポートフォリオ。個別銘柄のコメント付き。

10月が終わりましたので、10月末時点のポートフォリオをまとめておきます。

2020年10月末時点のポートフォリオ

米国株PF(ETF除く) (1)

毎年そうですが、2020年の10月も激動の相場になりました。My PFも10月はマイナスで終わりました。

ポートフォリオ上位6銘柄+Fastlyについてコメントしておきます。

Zoom(ZM)

10月にZoomtopiaというカスタマー向けのイベントを開催しています。

その中で様々な発表をしているのですが、中でもOnZoomとZappsのリリースが最も興味深い発表でした。

OnZoomとは、フィットネスクラスやコンサート、音楽レッスンなどのイベントを作成し、ホストし、収益化するためソリューションです。

もう1つでZappsという機能です。Zappsを利用することで、Zoomクライアントで複数のアプリケーションに直接アクセスすることが可能になりますい。例えば、Dropbox Zappを使用して、作業中のドキュメントを簡単に共有したり、Slido Zappで参加者で投票したり、Asana Zappでプロジェクトのステータスを更新するといったことが可能になります。

こういった新サービスは、Zoomを使った新たなビジネスを生み出す流れまで設計されていて、とても良いサービスだと思っています。

また、セキュリティ面の強化についても取り組んでいて、ついに無料アカウント向けにエンドツーエンドの暗号化ビデオ通話を開始しました。

引き続きホールドすることはもちろんですが、下げたら買い増ししていきたい銘柄です。

CrowdStrike(CRWD)

サイバーセキュリティの分野は常に進化し続けます。特にコロナによりWork From HomeがNew Normalになる時代で、セキュリティ市場が大きな勝者の1つになると思っています。

CrowdStrikeはこの分野で最も急成長してますし、利益率も高く、今のところ売る理由が見当たりません。

ただし、セキュリティ分野は常に最先端の技術を追いかけ続けなければいけないため、企業が常にイノベーションを起こすための努力をしているのかは注意を払うようにしています。

Tesla(TSLA)

Teslaを自動車メーカーとして投資したことは無く、高度なイノベーションを起こすことが出来るソフトウェアメーカーとして投資をしています。

EV市場は、今後間違いなくガソリン車に取って代わる存在になります。Telsa以外の自動車メーカーは未だにガソリン車に固執せざるを得ない状況の中で、着々と来たるべき時の準備をしているTeslaは間違いなく勝者になると思い長い目で保有していく予定です。

Datadog(DDOG)

Datadogは先日、Microsoft Azure との戦略的パートナーシップを発表しています。

DatadogがAzureコンソール上でサービスとして利用できるようになりました。このパートナーシップによって、Datadogのセットアップが自動的に行われるようになり、ユーザーはAzureベースはもちろんのこと、ハイブリッドクラウド環境でもDatadogを使用してアプリケーションの健全性とパフォーマンスの監視をすることが出来るようになりました。

これはDatadogにとって大きなニュースなのではと思っています。

前回決算も非常にポジティブなものでしたので、引き続きホールド予定です。

Cloudflare(NET)

Cloudflareは10月初めに大きく購入し、その後株価が20%ほど急騰したタイミングでトリミングし、今の割合に落ち着いています。

Cloudflareは後述するFastlyと比べられがちですが、Cloudflareのビジネスモデルの方がストーリーに一貫性があり、個人的に気に入っています。

前回決算も問題なしです。

また、CloudflareはFastlyよりもサービス展開という意味では先を行っていると思っていて、エッジコンピューティングも商用展開していますし(Fastlyはベータの段階)、定期的に新製品を発表しているのも好感度高いです。

中でもCloudflare Oneの発表は、CloudflareをCDN企業から新しいステージに移る大きな発表だと思います。

Docusign(DOCU)

Docusignはオンラインで署名ができるサービスですが、郵送で書類を送って署名してもらうという無駄でしかない作業を無くすことが出来るという意味でも非常に画期的です。
パンデミックが収まったとしてもZoomを使ったインラインミーティングは無くならないし、それ以上にオンラインで署名を行うことが無くなることはないと思っています。

Docusignは、コロナ前も安定した収益を上げていて、売上高成長率は40%以上でしたが、コロナ後は60%に上昇しています。

Docusignの唯一の課題は、Docusignのサービスを購入したらすぐに電子署名が使えるのではなく、少し面倒なセットアップとコストがかかる点です。そのため他のコロナ関連銘柄に比べて成長が遅れている状況ですが、個人的にはテンバガーを狙える銘柄だと思っており、淡々と買い増し予定。

Fastly(FSLY)

10月に下方修正を出したタイミングで、全株売却しています。売却理由などは以下にまとめています。

noteに色々と書いていますが、一言で言うとガイダンスを落としたことが売却理由です。真のグロース銘柄はガイダンスを落とすことはありません。今回の下方修正は明らかに経営陣のミスだと思いますが、真のグロース銘柄は決してミスしないと思っています。

下方修正しても、「まだ成長率は40%ある」という意見もありますが、そういう問題では無いというのが売却理由です。

少なくとも、FastlyのCompute@Edgeが十分な牽引力を得るまでは、ウォッチリストの方が適していると思います。

最後に

さて、10月後半から訳分からないボラティリティを真っ向から受け止めてしまい、結果的に10月はマイナスとなってしまいました。

11月も引き続きボラティリティの高い相場が予想されますが、グロース銘柄中心に株価が下がっていますので、11月から徐々に買いたい銘柄を買っていく予定です。

購入予定銘柄は別の機会に書こうかと思います。

こちらからは以上です。





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