見出し画像

ドキドキ最初の銘柄選び

こんにちは。ペンナの文系OLゆるっと株式投資です。
今回は2022年の4月に初めて株を買ったときのお話です。実はこの1つ目の銘柄選びが本当に大変でした。今は色々な条件設定(スクリーニング)を行い、絞られた候補から選ぶという流れで買っていますが、最初は株を買うのがまだ怖いというのもあり、悩みすぎて1か月程度かかったほどです。

そこで、今回はオススメしてもらった選び方や悩んだあげく自分で探した答えを書いていきます。そして、1つ目を購入した時の反省をもとに、過去の自分にしたいアドバイスについて書いていきます。これらの内容はあくまで主観的なので、その点ご了承ください。

沢山の選び方がありすぎて悩む日々
まずは人やWEB上で拾ってきたアドバイスを参考にしました。

  1. 得意な業界で探してみる

  2. 株主優待で気になるところをまず買ってみる

  3. いちかぶやS株など少額から初めてみる

1.特異な業界で探してみる
始めに得意な業界ってどこだろうと考えたのですが、ゲームが好きで、その手の情報はよく見ているという方などは任天堂などを中心に、似ている会社を探すのが良いのかもしれませんが、私は特にありませんでした。実は今も得意な業界が無いので、ちょっと悩みの種ではあります。

2.株主優待で気になるところをまず買ってみる
次に、株主優待もありだなーと探しているうちに、一番多い3月を逃してしまったので、やめてしまいました。この時は知らなかったのですが、権利落ちといって優待の権利を得た後に売却されることで株価が落ちることを利用して購入する手法があるようです。他の方法としては、株主優待でお馴染みの桐谷さんがやっている「年初来安値」で指値注文しておき、しばらく待ってみるという方法もあります。私はこの手法で優待利用したい株については待機中です。

3.いちかぶやS株など少額から初めてみる
基本の100株ではなく1株から購入できる『いちかぶ』も検討して、LINE証券を開いたのですが、利益が出づらそう、購入額に対して手数料の割合が高くなって、なんとなく悔しいと思ったのでやめてしまいました。もし1株から購入している方がいれば、まだ興味はあるので、お話をぜひ伺ってみたいです。

悩んで出した自分なりの選択肢
結局アドバイスを活かすことができずにいたので、どうしたら購入したい銘柄が見つかるのか試行錯誤してみました。

  1. 身近な会社から探す

  2. 自分が働いている会社、もしくは同業他社を選ぶ

まず身近な業界や自分が働いている業界はどうだろうと考えました。
旅行が好きな私はANAやJALなどの航空関連やJTB、HISなどの旅行サービスを手掛けている会社を探してみたのですが、私が株式投資を始めたときはタイミングが悪すぎました。というのもコロナが一時期よりは落ち着いていましたが、まだ旅行に行く雰囲気でもなく、原油が高騰した時期だったので、旅行関連の会社の株価が割と下がっていました。そして当時は上がる見込みも、なんとなく無さそうな状況でした。

そうして悩んだあげく思いついたのが、いっそ今働いている会社の株を買うのはどうだろうかということです。しかし、これもダメでした。そもそも働いている会社が上場しておりませんでした。

最終的に、業界地図というWEBサイトで働いている会社と同じ業界で買える会社を探し、業績も右肩上がりになっていて、手持ちで買える銘柄を購入しました。
こうして証券会社を開いてから紆余曲折を経て、買うまでにおよそ1か月ほど。たった1つ選ぶのに、だいぶ時間がかかりました。

過去の自分にアドバイスをしたい
好きな業界や得意な業界で探せることができればそれにこしたことはありません。投資生活をするうえで、このあたりは強みになると思うからです。また株主優待で気になるところをまず買ってみようとするのもありだと思います。それができなかった自分に、今の私がアドバイスするなら以下の3点になるかと思います。

  1. 購入する金額を明確にすること

  2. プライム市場の銘柄を選ぶこと

  3. 身近な会社、業界であること

  4. 応援したい会社であること

1.購入する金額を明確にすること
まずは何と言っても、購入する金額を明確にすることです。私は投資資金の全額まで投入するつもりで考えていました。結局少額のものを買いましたが、今思えば全額一気に投入していたら、危険だったと思います。たとえば30万円の手持ちがあるなら10万円以下、1株でいうなら1,000円以下で購入できる銘柄を探す方が良いかと思います。一気に全額を投入してしまうと、その株価が下がった時に上がるまで身動きが取れなくなるからです。さすがに最初の銘柄を損切りするのは嫌ですよね。ただ、そもそもの投資資金が少額な場合はこの限りではないかと思います。
気を付けたいのは、あまりにも株価の安いものです。安かろう悪かろうが株価にも当てはまり、巷では100円以下のものをボロ株と言ったりします。これほど安いときは、業績がずっと悪く、上がる気配がないなど、将来性が乏しい場合があるため、最初はやめておいた方がいいと思います。

2.プライム市場の銘柄を選ぶこと
購入金額を決めたら、銘柄選びです。そこでプライム市場をおすすめします。なぜなら売買する人数が多いので、値動きがあるからです。東京証券取引所は2022年の4月4日に再編されプライム、スタンダード、グロースという3つの市場区分があります。私はあまりその区分の意味が分からず、1つ目の銘柄をスタンダード市場で購入しました。そして株価の動きを見てデメリットに気づいたのです。チャートを見ると一目瞭然なのですが、ジグザクとした線ではなく、割と時間がたっても売買があまり行われないので平行な線が多く現れます。全然上がる気配が見えませんでした。なので、オススメは動きのあるプライム市場の銘柄です。もしかするとプライム市場でも動きのない場面があるのかもしれませんが、私が今のところ投資したプライム市場の銘柄は今のところ、チャートに平行線がでるような変な動きをすることがありませんでした。

3.身近な会社、業界であること
1つ目の銘柄を選ぶときは、やはり身近な会社、業界であるほうが会社について理解しやすいと思います。私は働いている会社と同じ業界を選んだので、1年の中で売り上げの波がどうなるのか知っていたというのが強かったと思います。最終的に株は買ったものを売らなければ利益の確定ができませんので、その株を売るタイミングが読みやすいというのは、とても心強かったです。私は偶然上手くいきましたが、株は生ものと言われるように、予測とは異なる動きをする場合が多々あるので、業績が良かったとしても株価は下がる場合があります。また売るタイミングは株価が何%上がったら売る、というようにある程度機械的な判断も必要になるので、3つ目に関していえば、必須ではないかもしれません。最初の1つ目を選ぶときに心強いという程度です。

4.応援したい会社であること
そして何より、その会社を応援したいと思えるかどうかを気持ちの後押しにしています。会社の理念や業務内容に惹かれるものがあるかを会社のIR情報を見ながら調べていくと良いかもしれません。
私は深海魚が好きなのですが、JAMSTECのHPで『「しんかい6500」は、6,500mの深さまで潜ることができる有人潜水調査船で、1989年に三菱重工業(株)神戸造船所で完成しました。』という一文を読んで三菱重工業さん応援したい!と思い、購入の決め手にしたことがあります。

銘柄選びのその後
 やっとのことで4月に1社目を選んだ私は、怒涛の勢いで売ったり、買ったりを繰り返します。株を買ったら、売って利益を出すという実感が欲しくなってしまいます。本当は初心者には数か月から年単位で行う中長期の売買がオススメと言われているのですが、私は割とせっかちなところもあるので、夕方買った銘柄を次の日の朝9時代には売るという短期売買(逆張り)をしていました。履歴を見てみると、投資を始めた4月は17銘柄買って同じ月に、13銘柄を売却していました。1,000円、2,000円とか、ちょっとでも資産が増えたらやっぱり嬉しかったからです。なので、最初は感覚をつかむ意味もあって沢山の売買をしました。手数料が都度かかるので、あんまりオススメはしませんが、強いていうならば、あまり欲張らず、最初はちょっとの利益で売却して流れをつかむのもありですよ、という程度です。今の株の保有期間は、1~2か月が6割、週単位が4割でしょうか。資産が増えてきたら腰を据えて1年を超えるような長期投資をしていきたいです。

最初はドキドキする銘柄選びですが、一度選んでしまった後は、意外と恐怖心がなくなります。勉強を続けながら場数を踏んで、もっともっと良い株式投資ができるように頑張っていこうと思います。

皆さまにも、素敵な会社との出会いがありますように!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?