RSIのトレンド系インジケーターで高精度で高速な分析する方法
トレンド系インジケーターでRSIの分析ができる、
TradingViewのインジケーターの使い方を解説します。
たった、1本の線で移動平均線より早く相場を分析できます。
ラゲールRSIの理論を使ってトレンドを判定する
「ラゲールRSI」とは、
通常のRSIを順張りで使用できるように改良し、
ダマシが少なくなるように工夫されている、
改良版の「高性能RSIインジケーター」です。
今回、解説する、RSIのトレンド系インジケーターは、
ラゲールRSIの理論を基に作成された、
「ラゲールフィルター」というインジケーターです。
ラゲールRSIのインジケーターの解説記事は既にあるので、
興味のある方はこちらからご覧ください。
ラゲールフィルターのインジケーターの基本的な特徴
ラゲールフィルター(LaguerreFilter)は、
RSIの考え方を利用したトレンド系インジケーターです。
たった、1本の線だけで相場状況を判断できて、
移動平均線などのほかの指標より早くサインが出やすい特徴があります。
これがラゲールフィルター(LaguerreFilter)の
インジケーターを表示したチャートの画像になります。
分析するときに最も重要なポイントは次の通りです。
1. 線の色が緑色:上昇相場
2. 線の色が赤色:下降相場
3. 線がローソク足と重なる:レンジ相場
また、ラゲールRSIとラゲールフィルターの
2つのインジケーターを一緒に使って分析することで
トレンドの安定性や継続性などを調べることができます。
ラゲールRSIとラゲールフィルターの2つを使った相場分析の例
では、実際にラゲールRSIとラゲールフィルターの
2つのインジケーターを使って相場分析をしてみましょう。
ラゲールフィルターのトレンド転換を示す色の変化は、
ラゲールRSIの下降トレンド終了のサインと
上昇トレンド発生のサインのちょうど中間付近で現れることが多いです。
なので、ラゲールフィルターの色が
変化したタイミングで新規エントリーをして、
ラゲールRSIでトレンド発生のサインが出たら、
新しいトレンドが安定的に継続する可能性があると判断しましょう。
ラゲールフィルターのサインが早く出る理由
ラゲールフィルターは移動平均線などの
ほかのインジケーターよりも早めにサインが
出ることが多いのですが、その理由を示したものが上の図です。
ローソク足の価格が下がり始めた瞬間と同じタイミングで
上昇の勢いを示す赤色の線が下がり始めています。
移動平均線などの指標では、
価格の変化に少し遅れて、動き始めますが、
このインジケーターではほとんど遅れないため、
早めにサインが出やすくなります。
トレンド系RSI・ラゲールフィルターの詳しい使い方解説動画
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