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青森県民が使う方言”ダハンデ”は”ベホイミ”や”メガンテ”と同じ感じで発音するらしい

こんにちはRINOです。青森県はやっと春が訪れました。
現在窓の景色は満開の桜と、工事現場の騒音で最高のアフタヌーンなんとかを満喫しています。

今回はコラムです。青森市に引っ越してきて約2年が経ちました。
私は岩手出身で東京で10年仕事をし、そこから結婚し青森市にJターンしました。

そうJなんすよ。UじゃないのJなの。
これ本当にあるワードらしくて、いつの間にかJターン民になりました。

というわけで今回は”青森弁”もしくは”津軽弁”とでも言うのでしょうか。
方言のお話です。


①青森県民が使う方言呪文”ダハンデ”とは?

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少なくとも、”ベホイミ”ではない。青森県に引っ越してきて一番最初に聞いた方言が”ダハンデ”でした。

私は岩手県の北部出身です。

青森県の人たちとは普通に会話ができると思っていたのですが、ちょっとだけ離れているだけでこの言語の文化の違いはマジでなんなの?って思ってしまうキッカケが”ダハンデ”です。

発音は”ベホイミ”と同じ感じで、もしくはメガンテとも言える。

意味は〜だから。という意味らしい。
私は一人目の娘が市内のクリニックで産まれた時に看護師に言われたのが”ダハンデ”でした。

「ダハンデ違うから、もっと優しくしないと〜。」

みたいな事言われて、最初のダハンデの威力が強すぎてその後の言葉が入って来なかった。
これを要約すると「だから違うんだよ。もっと優しくしないと〜。」となる。
消費MPはゼロでもダハンデの威力は個人的に強めである。


②青森県民が使う方言呪文”ワヤナ”とは?

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うちの会社内で若い女の子が使う呪文”ワヤナ”にすっかり困惑していた時期がありました。

そもそも”ワヤナ”ってなんだ?っていう話なのよ。

”ワヤナ”って”ワヤ”と”ナ”がくっついたワードで、ワヤはすごいとかVeryを意味する。

”な”は「〜だね」「本当だね」みたいな語尾で使う言葉だ。
それが合わさって”ワヤナ”の呪文が成立する。

発音で言うと”シブヤ〜”みたいな感じ。でもシブヤでワヤナ〜って言っても通じないから気をつけてな。イントネーションとしてはJR山手線のアナウンスの「次はシブヤ〜」みたいな感じ。

うちの若い女の子に「今日は寒いね〜。」って声かけると「ワヤナ〜。」って返してくれるのがすごくかわいい。
頻繁に使うので、すっかり定着したけれどこの言葉とても好きだ。

わかりやすいし、3文字でかなりインパクトがあるから本当は私も使いたい。
そういえば去年入社した新潟出身の新人も”ワヤ”が移ってたな。

③青森県民が使う方言呪文”カチャクチャネェ”とは?

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究極呪文”カチャクチャネェ”は私の嫁が使う最強の呪文だね。
意味は”うぜぇ”とか”手がつけらんねぇ”みたいな意味でちょっと汚い言葉にも聞こえる。
しかしカタカナ8文字を使う長い呪文なので、そのインパクトは絶大。
意味を知らない人が聞くと、頭の上に?マークが5〜6個くらい浮き出すくらいだ。

うちの嫁は子供が言う事を聞かずに、好き放題やってる時に使う呪文で非常にインパクトがある。

「あぁあ〜カチャクチャネェなぁっ‼︎」って怒ってる。
これにはパパの私も警戒する、これは機嫌が悪いぞってね。

カチャクチャネェ時はそっとしておいて、後からラーメンかチョコレートで鎮圧すればおk。おk。

④青森県民が使う方言呪文”ンダスケヨ”とは?

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私が好きな呪文の一つ。意味は「だからさぁ〜」と言うらしい。
日本語において、「ん」から始まる言葉は極めて珍しく、やっぱりインパクトは絶大。

たぶん使い方としては、このパスタ美味しい〜♡っていうリアクションに対して「ンダスケヨ〜‼︎」って言うんじゃないかなと。
文字だけ見るとちょっと韓国語に聞こえるのもまたいい感じ。語尾を伸ばしてハイテンションで発音したいトレンディな津軽弁の一つかな(?)
イントネーションはどんどん上がっていく感じ、またうちの男性社員はこれがさらに短縮されて「ナンスヨ」になる人もいる。
このセリフは私もお客さんに言うようになった。だめ?


⑤青森県民が使う方言呪文”ワンツカ”とは?

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”ワンツカ”

もう完全に固有名詞にか聞こえない。この素晴らしい呪文は「ちょっと」「少し」っていう意味らしい。

山登りをしている人が「あとワンツカだ!」って言ったら、頂上はもうすぐかもしれない。

このワンツカという言葉、非常に馴染み深くなぜか新参者の私でも非常に違和感なく馴染めた方言の一つだ。

なぜなら、わたしは料理の仕事をしているので、20代前半の体の大きい若い社員に仕事を教えてもらってた時によく聞いていた言葉だから。

私「これどれくらい醤油入れるの?」
大「ん〜。ワンツカ‼︎」

発音で言うと”トヘロス”とちょっと似てる。多分。
ここ最近では「ちょっとでいいよ」って言われるより「ワンツカ」って言われる方が安心感があるのは青森県民になってきている証拠だと思ってる。
りんごうめぇ。

⑥青森県民が使う方言呪文”アズマシイ”とは?

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全体に大きな大爆発を起こす呪文ではない。
”アズマシイ”とは「落ち着く」という意味らしい。どうやら北海道の方言らしい。

イントネーションは...”ヤマアラシ”とかかな。多分近い🦔

私が愛する妻の膝枕の上で横になっていたらそれは”アズマシイ”と発言してもいいと思ってる。
そんなシチュエーション死んでもないと思うがな。

なんにせよ、”アズマシイ”は心身のリラックスを意味するらしい。

だからコーヒーブレイクの時とか、温泉に足を入れた時なんかに使える有効な青森県産の呪文ってわけだ。
最近、仕事が忙しくアズマシイ事できてねぇハンデ。

⑦青森県民が使う方言呪文”エヘル”とは?

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”ふてくされる”を意味する呪文”エヘル”
機嫌が悪そうな上司に対して使う言葉かもしれないが、実際に耳にした事はない。

たぶんだけど、「そんなエヘルなって‼︎」とか「今日のボス、なんだかエヘてない?」みたいな感じで使うのかな?

”エヘル”を使えばハリウッド映画もきっとコメディ映画に早変わりするかも。
あぁ〜理解してくれなかったら、私はエヘルわ。

津軽弁は消費MPゼロで使える方言魔法!みんなで覚えよう!

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というわけで、ユニークで理解するのに難がある津軽弁の紹介をしました。
最後まで読んでくれてありがとう。
またワンツカしたら記事書きますから。

RINO。


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