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筋肥大と持久力を両立する HIIT ワットバイク

ラグビーやアメフト、競技スキー(スキークロス)などは、筋肥大をして体重を上げつつ、重くてかつ速くそして長く走れる最強の身体を求められる。

コンカレントトレーニングによると、持久的運動とウエイトトレーニングを併用すると、筋力発揮の質が下がり、また筋肥大を阻害するとの研究がある。

そのような競技の選手に、今回のワットバイクのインターバルトレーニングは重宝されるだろう。


バイクトレーニングは足へのダメージが少ない

身体が重い選手は、それだけ足や身体への負担が大きい。

普段の練習に加えてランメニューを増やすことで膝を含めた下半身の怪我につながるリスクがある。トレーニング量を消化しつつ、より強固な身体を作っていくためにバイクは重宝する。

一般的に、走る動作では体重の3倍もの負荷がかかると言われる。そしてスポーツ選手の場合は、さらに強い力が加わることが想定されると、おのずと怪我のリスクが高まる。

地面への設置がないだけ、トレーニングでの足部への負担は大きく減少する。

体格が異なっても追い込みやすい

陸上トレーニングで、例え5kgのメディシンボールを投げるとしよう。体重100kgの選手からしたら軽いかもしれないが、60kgの選手からしたらちょうど良いかもしれない。

トレーニングの目的を達するためには、幾つも負荷を調整する方法を用意しなければならない。

しかし、ワットバイクの場合は1台で完結する。

回転数や負荷はその場で調整可能で、選手の能力に応じて調整することで適切な負荷をかけながら効率の良いトレーニングを行うことが可能となる。

実際のトレーニング例

選手のトレーニング例を挙げる。
ポイントは以下の通り

  • マックスランプテストを行う

  • そこで算出されたMMP・MHRを参考に組み立てる

  • インターバルに慣れていない場合は、トレーニングと休息時間を1:2の割合にする

マックスランプテストにて算出されたMMPおよびMHRを参考に組み立てる。インターバル初心者にとっては、トレーニングと休憩時間が1:1だときつすぎるため、1:2とトレーニング時間の倍の休息時間を設けるようにする。

例えば
30秒×1分レスト 8本×2セット MMP100%のワット数を目指す

ダッシュとジョグを繰り返すようなラグビーやサッカーなどでは、こうした能力が求められる。この場合の回転数は100ー110を目安に行ってみると良いだろう。

まだまだ色々なパターンなど試している所ではあるが、皆様のトレーニングの参考になるリアルな情報を提供出来るようにしていきたい。


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