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お灸生活始めます。

僕は昔から胃腸が弱かったです。
自分は胃腸が弱いと思ったのは小学生の頃でした。小学生の僕はお塾に行っていたのですが、お母さんがお腹が空いたときの為におにぎりを握って持たせてくれていました。めちゃくちゃ美味しいおにぎりだったんですが、僕はそれでよくお腹を壊していました。

寒い時期は最悪です。
体が冷えると、すぐにお腹を下してしまいます。ですので冬は大の苦手です。春先でも冷たい風に当たりすぎるとお腹を下してしまいます

普段食べないものを食べたり、油ものを取りすぎたりしてもお腹を下します。たぶん、週に一度は何らかが原因となってお腹を下していると思います。

『養生訓』にこんなことが書いてあるそうです。

脾胃虚弱にして、食滞りやすく、泄瀉しやすき人は、是陽気不足なり。殊に灸治に宜し。火気を以土気を補へば、脾胃の陽気発生し、よくめぐりてさかんになり、食滞らず、食すすみ、元気ます。

「脾胃」というのは、人の消化吸収する機能を指します。
消化吸収が弱く、下痢しやすい人(僕)は、「陽気」が不足しているということです。それを補うのがお灸であるというのです。

胃腸症状によく聞くのは、有名な「足三里」というツボです。
膝の下、スネの上の方にあります。「ツボの王様」とも呼ばれています。
東洋医学ではそれだけ胃腸の機能というのを重要視しているということでしょう。
僕たちは食べたものを消化吸収することで気をつくっている、というように解釈します。僕たちの体は「気」でできていおり、「気」が無いと生きることはできません。「気」を作り出すために必要なのが食事であり、脾胃の働きなのです。

とりあえず「足三里」に毎日お灸をしてみようと思います。
これで胃腸の働きが良くなれば、すごくないですか?
下痢しやすい体質というのがずっと気になっていたので、せっかく『養生訓』を学んだのであれば、それを実行してみようと思います。
火傷しないようにだけ気をつけましょうかね。

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