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珍しく映画を見てきた。

僕はほとんど映画館に行かないし、そもそも映画を見ることもほとんどありません。今回はたまたま思い立って、『レッドシューズ』という映画を見てきました。僕は北九州に住んでいるのですが、この『レッドシューズ』はオール北九州ロケの映画です。映画の中のシーンはどれもこれもみたことのある風景ばかりでした。監督は雑賀俊朗さん。北九州出身の映画監督です。あ、一応ネタバレ注意とは言っておきましょうか。そこまでストーリーには入り込みませんが。

親なし、夫なし、職なしのシングルマザーが娘を失わないために崖っぷちでボクシングにチャレンジするというストーリー。シンデレラストーリー・・とまではいかないですが、最後はハッピーエンドでしたね。親子の絆がありありと描かれていて、心揺さぶられるお話でした。

映画なんてほとんど見ない僕が評論するのはどうかと思いますが、感想を少し書きます。わかりやすいストーリーなので変に考え込むこと無く見れたかなと思います。主演の朝比奈彩さんは、モデルさんということでスラッとしてとてもスタイルがいいです。でもボクシングシーンは圧巻。コーチ役である市原隼人さんとの練習のシーンは凄まじいです。相当トレーニングを積んだのだろうなと思います。めちゃ良かった。
そして子役の女の子がめちゃくちゃ可愛いし演技も上手でした。僕は彼女にMVPを送りたいです。めっちゃ泣かされました。子役ってすごいですねホント。
朝比奈さんを支える役の佐々木希さんも流石の演技でした。

なんか僕的には、この1作で終わらせるのはもったいないんじゃないかなと思ってしまいます。ホームページにも女子ボクシング映画のニューヒロイン誕生と書いてますが、このヒロインでもう1作、2作くらいつくってほしいくらいです。また他の登場人物にもアナザーストーリーがあって、2時間の映画に収めるのがもったいないなとも思うくらい。なんならドラマ化して登場人物一人一人を深堀してもいいんじゃないでしょうか。そんな計画があるかどうかは知る由もありませんが。

久々に映画を見ましたが、物語とは言え一つの人生を追体験できるっていうのは映画の醍醐味なのかもしれませんね。映画中には描かれていませんが、おそらく学生時代は不真面目だったであろう主人公の真名美が、親として娘を守るために奮闘する姿には共感しました。まあ、奮闘し始めたのは本当に追い込まれてからだったのでそこはどうなの?ともなりましたが。そう!だからその辺りのストーリーが見たいのです。真剣にボクシングやれば映画なのでどんどん強くなっていくのですが、追い込まれる前の弱かった頃の真名美をもっと描く時間があれば、母親としての人間的な成長を更に表現できたのではないかなとも思います。

なんか真面目に語ってしまいました。結論、わかりやすく面白く楽しめたので興味がある方は是非チェックしてほしいなと思います。ボクシングシーンの見ごたえだけは保証します。マジですごかった。

余談ですが、職業柄気になったのは朝比奈彩さんのX脚ですかね。スラッと長い脚ですが、ロードワークのシーンなどX脚が目立っていたのでなんかやたらと気になっちゃいました。膝大丈夫かな?とか笑

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