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コロナに罹りました。

やばかった。エグかった。
コロナに対する認識が変わりました。
二度と罹りたくない。

しかし、いくつか学びもありました。
私は鍼灸学生ですので、東洋医学的に自分の体がどうなっているのかを考えていました。

心火亢盛+肝火上炎+痰湿

コロナの熱は大した事なくて、とにかく喉の痛みが酷く、ロキソニンをがぶ飲みしていました。その薬の副作用のせいかは知りませんが、めちゃくちゃ喉が乾きます。

口の中が常にカッピカピ。水を永遠に飲んでいたい。でも飲んだら喉が激痛。オワタ。
口の乾きには耐えられないので、身悶えしながら水を飲みます。しかし一向に乾きは治まりません。ガッデム。

自分の舌を見てみました。白い苔がびっしり。しかし舌の両サイドと先端は真っ赤っ赤です。
「白い苔がびっしり」痰湿を表しています。のどが渇いて水を飲みまくっているのがその原因でしょう。おまけに家から一歩も出ないので、座りっぱなし、いわゆる「久坐」。脾の働きも弱まるので、津液代謝ができず痰湿が除去できません。

舌の両サイドは肝胆、先端は心肺なのでこれらに熱が溜まっているというのが、舌が真っ赤っ赤であることからわかります。
心火亢盛も肝火上炎も「口渇」「冷飲を好む」はその症状です。
「不眠」もありました。心火亢盛です。昨晩はようやく喉の痛みが落ち着きを見せ始めたので穏やかに眠れたはずですが、全く眠る気になれませんでした。
(新しいゲームダウンロードしてピコピコやってるうちに寝ました)

そして「イライラ」「抑うつ感」は肝火上炎の症状。常に喉が痛いので、気分は上がらないし、この理不尽な痛みにはイライラしてきます。
痛みがピークのときには何度かキレました。別にキレたっていいじゃない。人間だもの。

そして、痰湿阻肺

たまーに、咳が出るんですけど、空気が全然出てこないゴホゴホという咳。喉に痰が絡んで、異物感がすごい。これは水をがぶ飲みしていたからでしょう。喀痰したかったんですが、喉のコンディションが悪くて喀痰なんてできません。
痰湿阻肺は「鼻の異常」も出るみたいです。鼻は常につまっていました。鼻がつまるから口呼吸。口呼吸だと口渇が加速→がぶ飲みも加速→痰湿阻肺も加速→以下無限ループ。

痰湿阻肺は豊隆を瀉せ

教科書を見るとこんなことが書いてありました。
胃の絡穴を通すことで脾胃の働きを活性化させて痰湿を取り除こうということでしょう。

コレがねぇ・・・・ガチで効いた!

コレが一番の収穫ぅ!

ゴホゴホして喉に異物感があるときに、豊隆をオリャオリャと雀啄してやったら、異物感が無くなった。これはガチ。
教科書、舐めたらあきまへん!
中脘も瀉したほうがいいよって書いてたけど、自分の腹を瀉すのはなんか嫌だ。ハラキリみたい。
陰陵泉も合水穴ということで、水の症状(痰湿)に良いみたい。

そんなこんなで、ようやく喉の痛みが落ち着いてnote書けるくらいまで余裕が出てきました。
この2日間、声どころかうめき声すら出せない状態だったからいろいろ溜まってんだわ。気滞もあるかもね。あと便がまったく出てねぇ。そろそろ腹の中で発酵してんじゃねえか?

喉元過ぎれば熱さを忘れるなんて言いますけど、この喉の痛みは二度と忘れちゃならねえと思います。喉だけに。オモロないですね、すんません。
ホンマに二度とコロナには罹りたくない。
収穫はあったけど。

とりあえず、もう少しだけゆっくりさせてもらいます。
とにかく痰湿を取りたい。散歩でもしてコロナ巻き散らかしてくるかな。

・・巻き散らかすってのは冗談ですよ。

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