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心と身体の変化

こんにちは。本日もこの記事に出会ってくださって、ありがとうございます。

今日は自分自身におきた心と身体の変化の観察がとても面白かったのでシェアしたいと思います。

私は、ホリスティックナースになるために、タイのチェンマイにあるThai qi Holistics(通称TQH)という教育センターに通い、インストラクターとして鍛錬を積んできました。師匠は、気功マスター兼、仏教大国のタイの中でも高僧の治療にあたっている鍼灸師としてタイの仏教界では有名な人物です。
そこでは、鍼灸治療に基づき開発された気功のエクササイズやマッサージ、瞑想、陰陽五行理論、タイハーブ、そして仏教のダンマ(法)を統合したプログラムを学びを通じ、身体、心、そしてスピリチュアル、環境などの全てを統合し観察、ケアする方法を習得していきます。

気功に出会って約4年ですが、そんな私がどのように心と身体のつながりを観察しているか、今日は面白い気づきがあったのでシェアしていきたいと思います。

まず、体調変化に気づいたのは今朝のことでした。
なんだか目の周りが重苦しく、左のこめかみに鈍痛を感じる….
寒暖差の激しい天候の変化や寝不足のせいもあるのかなあと感じていました。
朝はいつものように軽くエクササイズをして
友人達と合う約束が会ったので出かけたところ、頭痛はすぐに改善しましたが、脳に雲がかかったようにすっきりしないし、視野もイマイチすっきりしない。目の充血も気になる。それに、声もいつもより大きい気がする…うーん。

これ、気功的な診断でいうと気が上にあがってstackしている状態。
(厳密に言うと火が多い状態です。)
はて、どうやってこの火をリリースしようか…
何て思っているうちに、師匠のオンラインのレッスンの時間になり、参加。

そこで一つの動きを終えた後の師匠の一言。

師匠「今日はみんな(動きが)陽だね。」

私の師匠(鍼灸師兼気功マスター)は、詳細な問診や脈診はもちろん、エクササイズを通じて身体の動きや呼吸を観察し、その方の不調や心の状態を診断していきます。

その言葉を聞いて、私はようやく自分の症状の原因に気づきました。
じつは、数日前に友人と対話をした後に”怒り”を感じていたんです。
そこに相手への怒りがあることには気づいていたのですが、感情(心の働き)が身体的な症状となって現れた時、私は自分自身のある感情を見落としていたことに気づいたのです。
それは、友人との対話の中で、自分の気持ちをうまく表現できなかったという”自分自身への怒り”でした。こうした複雑な感情は、無意識の中に存在して気づかないうちに抑圧されていることがあるので、要注意です。

その後、師匠のクラスではいつになく激しいエクササイズを組んでくれていたので、30分も身体を動かしていたら、すっかり不快な症状は消えて、荒く熱をもっていた呼吸も落ち着きを取り戻していました。
もちろん自分の中にあった”怒り”の感情も、呼吸を通じてリリースされて、まさに心身ともにすっきりです。

心と身体は密接に繋がっていて、何かが過剰になった時や不足している時、常にバランスをとろうとする作用が働いていきます。

そして、心の作用によって生じてくる症状であっても、身体を通じて上手にリリースすることができます。

それが、気(qi)を巧みに(gong)操る、気功(Qi gong)です。

今日はその効果を存分に体感した一日でした。
いつも私の状態を見守ってくれている師匠や仲間の存在にもまた感謝です。

あなたは、つい頑張りすぎていませんか?
ご自身の身体の声に耳を傾けていますか?

今日という一日が皆様にとって穏やかな一日となりますように。

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