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東海村つながるトークVol.2 開催レポート(後編)

こんにちは。T-projectです。
9月24日(金)に開催された東海村つながるトークvol.2。

レポート後編は、県内の他市町村を舞台に活動するゲストプレゼンターによるプロジェクトの紹介をお届けします。(前編はこちら


④桜川市100人カイギ(安藤慎悟さん)

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桜川市100人カイギは大学院生の安藤さんが発起人の「地域で働く100人の話を起点に、クロスジャンルでつながりを生むプロジェクト」。
このプロジェクトは、地域で活躍する面白い人の話を聞くこと、人と人をつないでゆるやかなコミュニティを作ることを目的としており、肩書きや属性ではなく、「想い」で繋がることがポイントなのだと安藤さんは話します。

企画名の通り、桜川市を舞台にプロジェクトを立ち上げた安藤さんですが、出身地は愛知県で、現在は筑波大学の院生。もともと桜川市に縁はなかったそう。関わるようになったきっかけは、「大学生観光まちづくりコンテスト」への参加。茨城県の市町村をPRするという課題で桜川市を選んだことが地域との関わりのスタートだったのだとか。

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安藤さん「桜川市のことは何も知らない・どんな人がいるのかも分からない状態でのスタートでしたが、実際に桜川市で話を聞いてまわると、『何かに熱中している人』や『まちを良くしたいと思っている人』にたくさん出会いました。でもそれは『点』で、地元の人たちにも存在を知られていないのではないかと思ったんです」

何もないと思っていたまちにも、地域で活動するプレイヤーたちは存在すると知った安藤さん。しかし、プレイヤー同士さえお互いの存在を認識していないという事実に気づきます。
そこで「地域で頑張る人を顕在化して、同じ思いを持つ人通しをつなぐ取り組み」を提案。それが後に現在の「桜川100人カイギ」とつながりました。

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安藤さん「きっかけはコンテストですが、地域で活動してみて、住民のみなさんの声があってこそ出来たプロジェクトだと感じています。また、自分たちが行うアウトプットが桜川市の住民のプラスになるんだという実感も得ることが出来ました」

安藤さんは、桜川市に限らず、市の外のプレイヤーや取り組みを知ることもプロジェクトの目的だと語ります。次回開催のイベントで第3回目を迎える桜川100人カイギ。今回も市内外から5人のゲストが登壇予定だそう。プロジェクトは、ゲストが100人が集まるまで続きます。

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桜川市100人カイギFB https://www.facebook.com/sakuragawa100ninkaigi/

⑤セレンディピティが起こる街「阿字ヶ浦」(戸板咲紀さん)

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大学生の戸板さんが実行委員として参加しているのは「AJIKATION(アジケーション)」というプロジェクト。「人と風景と地域、自分自身に出会う」を目的に掲げ、阿字ヶ浦でのワーケーションを推進しています。

現在はまさに、コロナ禍でテレワークもより身近なものとなり、ワーケーションという言葉も浸透してきたこのタイミング。新規客層の開拓をねらっているそう。
プロジェクトチームでは、「ワーケーションといえば、阿字ヶ浦」と言ってもらえるような、アジケーションのブランド化を目指していると語ります。

戸板さんは、阿字ヶ浦の魅力の一つに「余白」があることを挙げます。

戸板さん「阿字ヶ浦にはそれぞれの生活スタイルに合わせた滞在が選択出来る『過ごし方の余白』、どんな人も受け入れてくれる地域の人が多い『人の心の余白』、仕事から休暇、遊びにと何にでも使える海がある『場所の使い方の余白』があり、ワーケーションにはぴったりの場所です」

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現在、アジケーションでは、ワーケーションをしたことがない、阿字ヶ浦がどんな場所か分からないという人に向けて、ワーケーションツアーを開催予定だそう。「阿字ヶ浦ならではのワークスペース」を巡るツアーを企画しています。


戸板さん「ツアーでは鉄道神社で働く、ビーチにテントを張って働くという、阿字ヶ浦ならではの働き方を実際に場所を巡りながら提案する予定です」


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AJIKATION  https://ajikation.com/ajikation

最後に

第2回目を終えた「東海村つながるトーク」。オンラインでの開催となりましたが、5組の「頑張る人を応援したい」「まちを良くしたい」という熱い思いが伝わるプレゼンでした。
当トークを聞いて自分も関わりたい・応援したいと思った方は、是非積極的にプレゼンターのみなさんとつながってみてください。

また、自分でスタートさせたいプロジェクトがあるという方は、この秋スタートの「つどえるサロン第2期」に是非ご応募くださいね。T-projectと一緒にあなたのプロジェクトを育てて行きましょう!

T-project 東海村つながるプロジェクト
https://www.facebook.com/tokaimuraproject

2期の応募はこちら!https://tproject2021tsudoeru.peatix.com/view

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