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仲間を引き上げるのはアナタの仕事

最近、私が少し教えているみなさんのお話

月に1〜2回しかご一緒できないんですが、みなさん本当に熱心で上達が早い

そういうチームには、ある特徴があります

仲間が仲間を引き上げる

これが上手く回り出すと、テニスって本当にチームで強くなるんですよね

テニスは個人競技だから、上達には差がある?

周りと自分は別で、関係ない?

そんなことはありません

周りの仲間を引き上げていくことこそ、アナタ自身の仕事です

相手のプレーは不思議な鏡

構えの早さは感染する

例えば、構える早さ

ラリーの中でも、なんとなく周りを見てみて下さい

強い人、試合で結果を出している人は、どんなに遅いラリーでも準備は早い

ターンが早く動き出しも早いから、良い打点に入れる

ショートラリーからこの早さだけは徹底している

こういう人と練習していると、不思議なことが起こります

まだまだ初級、初中級で実力不足の方でも、自然と良いお手本があるので感染するんですよね

コーチとラリーすると調子が良いように、目の前で良いプレーを見ていると自分も引き上げられる

これはテニスの大きな特徴だと思います

不思議な鏡のような、そんなラリーができるようになる

自分のプレーは必ず、相手に伝わるし影響を与えるのがテニスなんです

早い構えを作ることが最高の実戦トレーニング

よくみなさんも、コーチから指摘されませんか?

「準備が遅い!」と

これはもちろん、自分が良いショットを打つためでもあるんですが、もう一つ大事な役割があります

それは、「早い構えを作って相手に見せつける」ということ

構えが早いと、どこでも狙えそうで相手からするとコースを読み辛い

これが最高に、実戦のトレーニングになるんです

なんとなくフワッと準備する、遅れていると相手も次のボールを予測しやすい

実戦でそんな選手は怖くないですから、良い練習にはなり辛い

早い準備、これを相手に見せることも相手にとっての練習なんです

どこへでも打てる構え、入り方、毎回意識できてますか?

なんとなく相手と協力して、繋げるだけの練習になってないでしょうか?

それだと実戦から離れた練習になってしまいますよね

アナタは「責任」を負っている

「自分は楽しくテニスができれば良い」

「でも試合には勝ちたいし、仲間にも遅れを取りたくない」

テニスを楽しむみなさんの目的や思考はそれぞれ違います

私は後者のみなさんのために、この記事やT-PRESSの活動を行っています

ですから必要だと思うことは、耳が痛いことでも書かないといけない

みなさんは、責任を負っています

それは、周りの練習仲間に対しての責任です

必死にプレーする、それは大前提

さらにもう一つ、ラリーする上で「鏡」としてより実戦に近いプレーをしないといけない

今回は構えの話をしましたが、それだけじゃないですよね

最後までボールを追う姿勢、前向きな言葉、チャレンジする行動、全ては周りの人を引き上げる為

そんなみなさんには、きっと周りも応えてくれるはず

みなさん自身が引き上げられていく、それはもう間違い無いでしょう

私が教えているみなさんも、徐々にそういう雰囲気になり実際に試合で結果も出始めています

そうなると、「私でも出来るかも」と思ってより鏡の効果を発揮する

ぜひ、みなさんも周りの人を引き上げられる存在になって下さい

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