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『VISIONS #02』開催のご案内

オンライントークイベント『VISIONS #02 』開催します!

先日の『VISIONS #01 』をご視聴いただいた皆様、ありがとうございました。
来週7月21日(火)20時より、『VISIONS #02 |カンファレンス #02 』を開催します。こちらもオンライン配信のみとなります。

今回の参加アーティストは、写真家・顧剣亨、アーティスト・永田康祐、写真家・小山泰介の3名、モデレーターは山峰潤也が務めます。

本イベントでは、参加作家の作品コンセプトや背景から、現在の東京における都市とアートの関係性まで、東京フォトグラフィックリサーチならではの視点で、幅広く、より深く掘り下げたトークを展開いたします。

改めて、21日の参加作家をご紹介

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顧剣亨は近年、高層建築の屋上から都市を撮影したシリーズ〈cityscape〉を日本各地で制作しています。TPRで発表された作品の撮影地は六本木ヒルズ森タワー。四方を撮影した4枚の写真を、顧独自の制作手法である「デジタルウィービング」によって編み上げるように、1枚の写真を作り出しています。モンゴルからドバイまで、世界の新興都市を旅する顧の目に東京はどう映っているのか、その作品を通じて紐解いていきます。

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小山泰介はヨーロッパでの4年間の制作から帰国した2018年以降、東京各地の再開発現場やオリンピック関連施設の建設現場周辺をフィールドリサーチし、大量の写真に収めてきました。TPRで小山が発表したシリーズのひとつである〈REVIVE〉は、撮影した写真を消去し、データ復旧ソフトによって「再生」させた作品。活動初期から都市の新陳代謝やエントロピーに着目してきた小山がいま東京にどのように対峙しているのか探ります。

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永田康祐は〈Function Composition (Park in Shibuya)〉シリーズで、Googleストリートビューカーによって2009年以降に撮影された宮下公園の姿と、自身が2019年に同地で撮影した写真を融合させています。自動カメラによって定期的に記録され、データ空間にアーカイブされていく風景と、断片的に編み変えられていく自身の身体的な記憶や経験、それらが混交する都市のイメージは、コロナ禍のいま、改めて何を語るのでしょうか。

開催概要

日時:2020年7月21日(火)
時間:20時〜22時(予定)
出演:顧剣亨(写真家)、小山泰介(写真家)、永田康祐(アーティスト)
モデレーター:山峰潤也(キュレーター)

観覧チケット:500円 *Peatixからお申込み下さい。
申込みURL:https://tprvisions02.peatix.com

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