Webライターの極意!記事は構成で決まる
こんにちは!副業Webライターとして低単価で苦しんでいる瑛大です!
Webライターを始めた方が案件を獲得した後に生じる大きな壁。それこそが、記事の質を左右する構成案の作り方です。
より効率的に、そしてSEOの知識がなくても効果的な記事を作るにはどうすればいいのか、と悩む方も多いのではないでしょうか?
今回は、私が2年間のWebライター人生で培ってきた、Webライターなら知っておきたい構成案の作り方をレクチャーしていきます。
私は低単価に悩んでいるとはいえ、月10万円ほどは着実に稼げています。そして、クライアントから修正を受けることもほとんどありません。
今回は、どうやって構成を作るべきなのか?という疑問を解決していきます。
記事の作り方をテンプレ化すれば、これまで何日もかかっていた記事も、数時間で書けるようになりますよ。
それでは見ていきましょう!
なぜ構成が大切なのか
まずは、構成をそこまで重要視する理由を見ていきましょう!
みんな忙しい!読んでもらいたいなら構成を気にするべき
Webライターが記事を書くにあたって、最も重要なポイントは構成をいかにうまく作るかです。
調べ物をする方は、忙しいので、親切に記事を舐めるようにじっくり見てはくれません。
では、何を見て自分に必要な情報があるかどうかを判断するのでしょうか?
ズバリ!記事の構成です。もっというと、見出しや目次になります。これらが、ターゲットのニーズを満たしていると、必ず目を引く記事となります。
構成を作れば迷わず書き進められて効率的
構成とは、記事の骨組みのことです。
構成さえしっかりと押さえておくことで、執筆の途中で迷子になることがなくなります。
なんとなく書き進めると、「あれ。これ前にも書いたな」や「ちょっと待て、誰に向けて何書いてるんだっけ。」と言ったことはなくなります。
そうすると、記事をはじめから書き直すこともなくなり、スムーズに執筆を進めることが可能です。
意外かと思われるかもしれませんが、Webライターは執筆よりも構成に時間を割くことで、結果的に良い記事を作ることができます。
自分のストレスも減るうえ、クライアントからの信頼も得られるので、構成こそ力を入れるべきポイントなんです。
Webライターが記事を書く際の5つのステップ
それでは、Webライターが記事を書くために押さえておくべき5つのステップをご紹介します。
ここさえ押さえておけば、チンプンカンプン?な文章になることはまずありません!
ステップ:①ターゲットのニーズを超えて潜在ニーズを考える
Webライターの案件では、クライアントからキーワードをもらい、執筆することが多いです。
Webライターが案件獲得後するべきことは、まずはもらったキーワードから、読者の「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」を知ること。
顕在ニーズとは、すでに表面化しているニーズのことで、キーワードから直接的にわかるニーズのことです。
例えば、「冷蔵庫 単身 おすすめ」のキーワードで考えてみましょう。
潜在ニーズを考える時のコツは、「どうせ読むなら〜」と自分に問いかけることです。
調べ物をする際、知りたいことを全て列挙する方は少ないでしょう。多くの方は2〜3つのキーワードで調べると思います。
しかし、そのキーワードが自分の知りたいことを網羅しているのかといわれると、そんなことはないですよね。
キーワードの裏に隠れた本当の検索意図を想像していくことで、より読者の心に刺さる記事を書けるようになりますよ。
ステップ:②競合を分析して必要な要素を絞り込む
次にすべきは、もらったキーワードで実際にGoogle検索をして、上位表示されるページを読んでいく作業です。
この時意識するべきポイントは、以下の2つ。
上位10ページほどを読んでいき、これらのことについて把握していきます。
そうすると、Googleが上位表示する際に必要な項目と、そうでない項目がはっきりします。
上位表示されている記事に共通している内容があれば、それはSEOを考える上で外せないポイントです。
また同時に、いろいろな記事を読んでいくことで、キーワード周辺の情報が整理され、次に行うべきターゲットの設定もスムーズにできます。
ステップ:③誰に対しての記事なのか明確にする
顕在ニーズと潜在ニーズを考え、実際にキーワードをGoogle検索していくと、自然とターゲットが明確になっていくのがわかるでしょうか?
「冷蔵庫 単身 おすすめ」のキーワードで検索する人は、どんな方なのかは自然とわかります。
「単身赴任で一時的な生活をする方」がターゲットであり、「家の冷蔵庫の買い替えを検討している方」ではないことは確かです。
また、一時的な単身赴任とはいえ、料理が好きな方向けの記事にするのか、料理はしない方に向けた記事にするのかで、書くことは変わります。
ターゲットを明確にしていないと、料理好きのための記事なのに、安くて最低限の機能しかついていない冷蔵庫について書いてしまうことも。
そうすると、せっかく書いた記事は誰のニーズも満たせない記事と化してしますので、注意してくださいね。
ステップ:④構成を決める
ここまでくれば、ターゲットが必要としている情報も把握し、Googleで上位表示される記事の傾向もわかっているので、記事の構成が流れるようにできます。
あとは必要な項目を盛り込み、記事の骨組みを組み立てるだけ。
この時、それぞれの見出しで何について書くのかを決めることで、記事内の重複や矛盾を取り除くことができますよ。また、どの順番で何を伝えるのがベストなのかの判断もつきやすいです。
また、ターゲットが明確になっている分、不要な情報を徹底的に排除できるため、執筆に必要情報をリサーチする際も迷いません。
ステップ:⑤ひたすら書く
構成が決まったら、あとはひたすら書いていくだけです!
執筆の際は、「結論→理由→具体例→結論」の順番で執筆していくと論理的でわかりやすい文章にすることができます。
執筆のポイントについては、ボリュームが大きいので、別の機会にお話しできればと思います!
まとめ:とりあえず書き進めるのは絶対ダメ!
今回は、Webライターの方に向けて構成の作り方を簡単にご紹介してきました。
素早く質のいい記事を作るためには、構成の段階でしっかりと記事を作り込むのがポイントです。
初めのうちはエクセルやスプレッドシートを利用してまとめていくのがいいでしょう。そのうち、頭の中である程度構成を作っていくことができるようになりますよ。
絶対に、構成なしに書き進めないでくださいね!