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~PINK デビュー30周年企画~「PINK BOX」全曲クロスレビュー(1):1stアルバム「PINK」

 さて本日から新シリーズです。Twitter上では色々な企画をやってきましたが、実はこの企画がすべての発端でした。もともと本家のブログでレビューしてきましたが、Twitter上で何かリアルタイムにやりとりしながらクロスレビューみたいなことができたら面白いなー、という軽い気持ちで始めたのがこの企画。2013年5月〜7月にかけてですのでもう5年前の話です。
 私には学生時代からの@junnoviさんという友人がおりまして、彼とは学生時代にそれこそ同時代の音楽を共有していた間柄ということで、その共有体験をクロスレビューという形で消化できればなあと思っていたのです。というわけで学生時代のチラシの裏書きを公表しようという、軽い気持ちながらも結構思い切った趣旨の企画だったんですね。
 そして、その第1弾に選ばれたテーマが、あの80年代を代表する超絶技巧バンドPINK。福岡ユタカ、岡野ハジメ、ホッピー神山、矢壁アツノブ、スティーブETO、渋谷ヒデヒロ→逆井オサム。彼らが残した全アルバム及び未発表音源が最新リマスターでコンパイルされた完全限定盤BOXセット「PINK BOX」(今やプレミアがついてしまっていますが・・)が2013年5月にリリースされたことをきっかけに、収録曲全曲をレビューし合おうという企画でした。その過酷さに気づいたのはやり始めてからになるわけですが・・・。

 それでは本日は7枚組BOXセット「PINK BOX」の1枚目、1stアルバム「PINK」の私「@tpopsreryo」と@junnovi氏とのクロスレビューです。好き勝手に語っておりますので、多少見苦しい部分もあるかもわかりませんが、お楽しみに。(なお、1回1回が長くなりますので適当に飛ばしてお読みくださいw)

◆1st「PINK」

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〜オープニング〜

@tpopsreryo:
PINK BOXレビュー企画。今日は1枚目「PINK」。1曲目は「DANCE AWAY」ですが、好きな曲です。何がって歌謡曲なんですよねこれ。Bメロから沸々と盛り上がってくるところがワクワクさせられるんですよ。

@junnovi:
うお、センセ(注:彼は私のことを「センセ」と呼びます)、私より先にw!
んじゃ、私も。昨日からPINK BOXの中にある1stアルバム「PINK」を昨日から5回続けて聴いたよ。ん~良いアルバムやねぇ。ただ各論に入る前にどうしても触れたいのは、このアルバムジャケット。どうしてこんなにカラスっぽいんやろ?

@tpopsreryo:
え?カラスなのこれ?墨でグチャグチャってしてるのかと思ったw

@junnovi:
でなかったら、三島由紀夫の『潮騒』の夜の嵐を連想するのは私だけやろうけど、どうしてもあの歌島を考えてしまう。アルバムの中身がどれも相当練りこまれた楽曲ばかりなので、それなりの意図があるんだろうな。知っている人は知ってるんだろうけど、もういいのだ。ってか墨なの?!

@tpopsreryo:
いや、なんか適当なジャケだなあって思ってw 3rdまではシンプルだよね比較的。ていうかCYBERがちょっと違うなっていうくらいで。

@junnovi:
あれね。何かの謎解きかと思った。大体斜め45度仰角って、急過ぎへん?

@tpopsreryo:
うん、ただただ目がチカチカするw

@junnovi:
私にとって20年以上にわたって、このジャケットはカラスなのであり、いきものでないなら、夜の嵐なのだから。ガーガー乱暴に何か言うてるのを感じずにおれない。でもセンセは、墨塗り教科書なんやねw


1.「Dance Away」

 作詞:福岡ユタカ・實川翔 作曲:福岡ユタカ 編曲:PINK

@junnovi:
アルバム1曲目は「Dance Away」で始まる。この曲でその後数枚に亘るPINKの疾走が始まるわけで、このどこか郷愁を誘うような上下に動くメロディアスな前奏が1つの世界を作っていて引き込まれてしまう。引っ張りまっせ、まだ歌ってないよ、福岡ユタカw

@tpopsreryo:
「Dance Away」はBメロだなあやっぱり。サビは妙に明るくなり過ぎて肩透かし食らっちゃうw

@junnovi:
あ、それ判る、ちょっと先に私も同じ答えを用意してたんだけど、繋ぎが肝やね。
その上下に動くさまを、ベースを初めとして大きなうねりとなって、単に引き込むのではなく、体ごと巻き込んでいく。特に速いリズムでもないのに、スピード感がハンパない。これはやっぱり演奏力が生み出す感覚なんやろか。しかもそのスピード感が初々しい。
ベースラインはそれなりの運動量があって気になるけれど、まだまだ抑え気味で、それは新学期になって周りのクラスメイトの様子を伺っているようなニュアンス。ええんちゃう?

@tpopsreryo:
こんやだっけっきっみっと〜♪のスタッカートがリズム感で生きて来たPINKを象徴しているな、と。

@junnovi:
若さの象徴ともw はずんでる!はじけてる!スプラッシュ!
かなり真面目な曲作りで、しっかりと腰据えて真っ直ぐ背を伸ばして作ってみました的な作品。でも面白さや引き出しはちゃんと用意してますよというプロ職人の余裕も感じたり。
サビの終わりのところで「デェ~オ~~! デェエヘオ~~~!!」と雄叫ぶ福岡ユタカの野趣性は最初から隠すことができなかったみたいで「やっちまったねアンタ。」というぶちまけっぷり。腹から出してるもんねこのフェイク。靖幸とか角松敏生とか原田真二とは訳が違う!育ちが違うの!

@tpopsreryo:
やっぱりデ〜オ〜♪って言ってるんですかね?w

@junnovi:
何かにつけ、緯度が低すぎひん?あの人。別にいいんやけど。すぐに国境越えるんやもん。

@tpopsreryo:
緯度が低過ぎw そんな表現あるんだw

@junnovi:
判らんけど、あの人を評するのに私が使う語彙は「緯度が低い」っていうフレーズというかパッケージですw
「♪あ~短い~」というところのギタープレイが何者かに取り憑かれた発作みたいに前のめりで不明瞭なカッティング。リマスターを向こうに回しても、まだハッキリと聞き取れない。やっぱり発作?あとBメロは中々意外性があって良いよね。やっぱりこの曲秀逸だと思う。

@tpopsreryo:
うん、好きな曲だね。ギタープレイは荒々しいけどこれは布袋さんですかね〜そのあたりは良くわからない・・・。その程度の聴き方ですw

@junnovi:
私もその程度の聴き込みですわ。だってそれ以上分析したり踏み込んだら、逆に曲に仕組まれたネタを堪能するとかというより、音楽を音楽として聞き流す面白さが削がれるやん?

@tpopsreryo:
しつこさもないし適当なところで繰り返したりせずに早々に撤収してるし。


2.「Illusion」

 作詞・作曲:福岡ユタカ 編曲:PINK

@junnovi:
「Illusion」よね。私は、まず前奏の木琴みたいな音に気をとられてしまう。作曲スキルを余り感じないんだけれど、音数やあざとい技を敢えて引き算したのかな?

@tpopsreryo:
木琴みたいな音で全体的に柔らかく感じる。けど体くねらせて雄叫ぶところからぶち壊しでw

@junnovi:
やっぱり気が短いんだと思うんよね。我慢できひんのちゃう?このアルバムでも後半に頻発するエスノな世界への逃避行は、「もうその世界に行っちゃうんですか?」って感じで、ある意味節操がないほど。

@tpopsreryo:
うん、このアルバムは全体的に抑えの効かない衝動というかリビドーの発散がだだ漏れ過ぎるかもしれないw

@junnovi:
案外このアルバムを総評するのは簡単なようで難しいのかも。遠慮もあるし、短気に出しゃばってる所もあるし、客観視できない思い込みも見え隠れするし。そのくせ1枚目だからこだわり何よりも尊重してたり。

@tpopsreryo:
ホッピー神山はそんなにシンセサウンドに驚きはないように個人的には思いますよ。瞬間瞬間の音の入れ方が秀逸だと思いますが。

@junnovi:
あ~確かにそうかも知れない。
いやいや誤解を招いてますが、ここまで硬質で限りなくベケベケに徹したサウンドも他では聴けないと思うので、聴きますよ。好きだし。どっちやねん!
結構ベースがあれこれ物言ってるんだけど、私は余り好きじゃない。これを好きじゃないって言ってたらPINK 聴くなってことになりそうやけど、好きじゃないのを好きとは言えないわ!

@tpopsreryo:
まあワタシはスラップとかチョッパーとか好きなんで何とも言えないっすw


3.「Young Genius」

 作詞:福岡ユタカ・岡野ハジメ・清水一登 作曲・編曲:PINK

@tpopsreryo:もはや実況ツイートではないですが、3曲目「Young Genius」にいきましょう。ヨーミーナーコンドラーソニサニ。この曲に限ってはベースしか耳に入らないかも。

@junnovi:
この曲はベースラインを排除すると、やっぱり簡単に国境を越えた福岡ユタカのフリーゾーンですから。あとはfattyなブラスサウンドが当時10代だった私には堪らなかったですわ。

@tpopsreryo:
カッツァビーッ!はサンプリングしたくなるw でもPINKって実はサビメロは弱い人たちなのかもしれない。

@junnovi:
繰言になるけど、若さゆえなのか、我慢が足りないのか、それともサビで提供できる技が意外と単純なのか。カカカカカカカ、カッツァビーッ!

@tpopsreryo:
ワタシはやっぱりベースとスネアのゴキッっていう音ですかね〜。確かにこの曲は壮大にできるところをあっさりフェイドアウトしちゃってるかも。

@junnovi:
この曲は、判りやすいよね、それぞれの構成要素が。どれを取ってもクリアで個性の輪郭がハッキリしてるもん。
やっぱり曲全体の緯度の低いエスノなニュアンスがどこを切り取っても匂い立つほどで、彼の三白眼で歌っているさまが目に浮かぶほどです。この曲はFINAL MIXでも取り上げられてるけど、そのチープないじられ方がすごく似合ってて、そっちの方がこの曲の個性を遺憾なく発揮してる気がする。


4.「ZEAN ZEAN」

 作詞・作曲:福岡ユタカ 編曲:PINK

@tpopsreryo:
では、4曲目「ZEAN ZEAN」へいきます。これぞテンションの塊という感じ。ベースをはじく音の響きや倍音豊かなギュルギュルなシンセソロ。見せ場ありますね。

@junnovi:
この曲はこのアルバムのハイライトとちゃう?ベースがンピョン・ンピョンってはねてるもんね。歌のメロディ自体はかなりPOPSよりちゃう?

@tpopsreryo:
ノイジーなスネアもいい感じだし、各々のフレーズがリズミカルに構成されているのが彼ららしい。加えてお得意のケチャw PINKの代名詞的な楽曲と言えるでしょうね。シャープなシンセもいいね!

@junnovi:
やっぱり隙あったら、すぐに国境越えて緯度を極端に下げるんよ、彼は。エスノすぎるw

@tpopsreryo:
やっぱり彼は他のバランスに気を使ってるんだけれども、我を忘れてしまうんでしょうねw
ンベンベンベン、ベー、ンベーッ♪ 字にするとなんと平坦なことかw

@junnovi:
そこに時にシンセが、時にギターが絡むから面白いんよね。よく考えて作ってる。この絡みをしたくてこのバンド組んだんちゃうかな?それくらい、これ以降このパターンは何度も何度も練り直したり、焼き直してるよね。

@tpopsreryo:
あと、この曲の最後にエコー残りがあるんだけど、妙に気になるw

@junnovi:
あるある!わはは! あと彼は何度も何度も「俺のせいじゃないさ」って言ってるけど、間違いなく、アンタのせいやでw。

@tpopsreryo:
www お気に入りに登録しておきましたw


5.「Secret Life」

 作詞:宇辺セージ 作曲:福岡ユタカ 編曲:PINK

@junnovi:
「Secret Life」に行きますか?実は結構この曲好きです。曲の始まりは、DuranDuranか?って思うほどやし80年代の紋切り型なサウンドですけど。
「♪明け方・雨~」からサビまでの繋がりの即興的なあたりの、福岡のお酒片手に瞑想ではなく酩酊してるようなユラユラ具合で糸の切れたタコなのに、しっかり仕事はしてます的な矢壁のドラム。別にPINKじゃなくても良いような曲かも知れないけど。

@tpopsreryo:
シンセの入れ方はGRASS VALLEYっぽいかもね。ていうかDuran Duranだったら皆そういう影響なのかもねw

@junnovi:
わかるわかる~。私も結構この入れ方好きなんです。やっぱり福岡の楽曲ですね。マンダラ~。

@tpopsreryo:
そしてこの曲ももったいなくもあっさり終わっていく感w

@junnovi:
あ。このあたりのことはあとで触れたいなと思ってたんですが、忘れてしまいそうなので、ここで。このアルバムを通して感じるのはその潔い終わり方と言うか、粘りのない終り方と言うか。でも私はそれを「予感」めいた言葉で説明できるんじゃないかと思ってる。将来への予感。
この1stに収録されている大半の曲には、どこか「閉じられていない部分」があって、それが物足りなく感じたりもするけど、どこか未来に向いた「予感」というものを感じるんですわ。

@tpopsreryo:
なるほどね。バンドとしての執着心のなさ、っていうところですかね。

@junnovi:
そうなんです。ただ私は彼らの歩みを手放しで賛同するつもりはさらさらないので、「期待」ではなく、今後の展開へのニュートラルな「予感」なんです。ビミョーでどうでも良いかも知れない話ですが、私にとっては案外こだわりたいニュアンスです。


6.「SOUL FLIGHT」

 作詞:宇辺セージ 作曲:福岡ユタカ・沖山優司 編曲:PINK

@tpopsreryo:
では7曲目「SOUL FLIGHT」。魂が飛んでいく。このベースは80年代だなあ。ニューロマンティクス的なあのヌメッとしたフレーズw

@junnovi:
この曲は誰が何と言おうとサンテレビのMTVのエンディングですわ。ピンク色の体のぶっさいくな人が延々水に飛び込んだり飛び出したりしてて、物凄く侘しいんです。その妙なまでの侘しさと背中合わせのこの曲。今夜もやっぱり夜遅くまで夜更かししてしまった後悔も。

@tpopsreryo:
サビもいまひとつはっきりしないし余り好きなタイプではないんだけど、怒りのみな「とぉー」♪でリバーブがかかるところ、こういう小技大好きですw


7.「Ramon Night」

 作詞・作曲:福岡ユタカ 編曲:PINK

@junnovi:
「Ramon Night」に行きますかセンセ? これ、もしかしてエレドラ? 矢壁がエレドラですか?もとい。こういう曲調って初期の頃から得意やったんやね。ンベッンベッ!帰れ~帰れw 途中から曲の展開が読めない即興性がまた現れてるね。

@tpopsreryo:
リアルタイムで聴いていた時はこの曲だけ印象がなかったんですが、今ではこういう密室的なというかコンパクトなサウンドもアリかなって思うようになりました。年をとりましたw

@junnovi:
曲の終わりの即興演奏は誰にも止められない。恐ろしい子!再現性は低いかも知れないけれど、得意のお家芸と同じで流れに任せたら何度もできたって感じでしょうか。そういうことをこの人たちなら簡単にやってのけそう。シンデレラは眠れない(注:THE ALFEEの名シングル)のエレドラ連打とは違うw

@tpopsreryo:
!!でもシンデレラは眠れないのエレドラはアレはアレで絶妙なリズム感なんだからねっ!(なぜかツンデレ)

@junnovi:
ありがとうセンセ、そのレスを心から待ってましたw こーちゃん(坂崎幸之助)のあのエレドラは、二度と同じ演奏が出来ないという類い稀なレアテイクであること、そして楽譜にすら落とし込めない、因数分解も出来ない素数だけで出来たリズムなんですw!

@tpopsreryo:
メロトロン的なローファイストリングスも味があるんですよね〜。

@junnovi:
あれ、やっぱり好きだわこの曲。なんで学生時代は見向きしなかったんだろw  帰れ〜♪ そして途中また緯度低くなってるよ〜w


8.「人体星月夜 II」

 作詞:宇辺セージ 作曲:福岡ユタカ 編曲:PINK

@tpopsreryo:
さあラスト8曲目です。「人体星月夜 II」。宇宙バラード?こういうの好きだけどね。宇宙っぽいの好きなんだよ。80年代中頃ってこういうスペイシーなバラード多かったような気がする。
シンセコーラスが延々続くコーラスに自然とドラムが入ってくるところが秀逸だと思います。PINKのバラードでは一番好きだなやっぱり。

@junnovi:
すごく息の長い、わざとらしさのない、ゆったりとした世界を現していて良いですねぇ。「灰の中に、火を求め」のところの「フッフ、ヘァ~ア」の押し付けがましさのないコーラスが好きやわ。この曲の余韻って強く残るねぇ。そうそう鉄とガラスがぶつかる音みたいなの何?
この曲はセンセが高校生だった頃から絶賛してたよね。鈴木祥子の「ムーンダンスダイナーで」をどうしても連想してしまう私。こわい。「電波塔」もすごく怖い曲だった。今でも聴けない。あ、でもこの「人体星月夜Ⅱ」はそこまでは怖くないよw 良い曲の部類です。

@tpopsreryo:
間奏でチリチリチリってテープの早送りかなんかのノイズっぽいのが入るギミックも良いし、Bメロの節の間に挿入されるスローアタックのシンセが巧い。でもやっぱりサビの終わりの安直さがなんとも彼ららしいというかw

@junnovi:
どうして福岡の書く曲はどこか侘しさと言うか遠い世界や、先程の話じゃないけど「予感」や「予兆」めいたものを感じさせるんでしょう。

@tpopsreryo:
ああ、ラストの金属音がカリッカリカリッて言ってるのもいいわあ。そしてアルバム終了〜。


〜エンディング〜

@junnovi:
あ~終わりましたね1枚。たった8曲なのに1時間半かかってしまったw 総評もしたいところだけど、どないでしょ。もう誰も付いてきてないと思うので、言いたいこと書こうと思いますけど。でもこのアルバムについてはどぎつい悪口は特に思いつかないんですよね。

@tpopsreryo:
そうですね。世間でもこの1stは名盤と言われてますけど、ワタシも好きですしね。良くできてると思います。どうせ次からの作品の方が思い入れがある分言いたいことあるんでしょ?w

@junnovi:
このアルバムはセンセのブログでもとても高評価ですし、私もまったく異を唱える所がないです。やりたいことを誤魔化すのではなくしっかりと楽曲の中に盛り込みながらも、満を持して、用意周到に仕上げた感があって、客観性も備えてたりと理性的な面もありいいですわ。

@tpopsreryo:
本人達も最も充実していた時期とどこかでコメントしていたような気がするし。単純に捨て曲がないんよ。どの曲にもちゃんと見せ場があるし。次作以降は結構曲によって差が出てくるし。あ、あくまで個人的な好みという面から見ると、ですよ?

@junnovi:
ヒャハハ!これだけ個性の強い人たちがいつまでもひとつの方向を向いてまとまっていられる訳がないんだからw! ある意味彼らがやりたいなと思っていたことの大半はこの1stで具現化できたんじゃないかと思うのは言いすぎかな? だって手を変え品を変えた焼き直しなんやもんw

@tpopsreryo:
それは多分本人達もわかってたんじゃないかな。そして恐らくファンの間でも同じような見解を持ってる人は多いんじゃないかと思う。やりたいことは1stで体現しちゃったっていうところは。

@junnovi:
そういうことって今になってやっと判る。私はもっと時代の機運とか熱気とかに巻き込まれやすく、そういった文脈を簡単に受け入れてしまう。だから『PSYCHO・・・』なんてどれだけ当時は楽しんだか判らないけど、今こうして聴くと1stこそが、意志の強さに加えて実に抑制の効いた作品であり後の作品は手を変え品を変えて見せ方を変えた程度のものが多いということが判った。だから4thからは各々のやりたい音楽を寄せ集めてPINKというラベルで纏めたのかもと。彼らの中でバンドとしての機能は1stで十分完結してるのを実感したよ。

@tpopsreryo:
うん、それが多分このアルバムにおける的を射たまとめだと思うね。それではまた明日!よろしく〜。




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