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【病み】酒を断とうと決めた話

これは何

私と酒、酒を断つことを決めたきっかけを書こうと思う

私と酒

好きなお酒はビール以外。ビールはただの苦い炭酸水としか思えない。おいしく思えるような大人の女に早くなりたい(もうアラサー)。

外に飲みに行くとだいたいずっと茶割りを飲んでいる。あれはただのお茶だから。中でも好きなのはジャスハイと紅茶ハイ。コーン茶ハイがあるお店だとテンションが上がって頼みがち。

コロナ前までは月曜〜木曜にかけて仕事帰りに飲んで、金曜の仕事帰りから土曜にかけてオールして、日曜は一日寝てるみたいな生活をしていた時もあった。お酒が好きというより飲みの場が好きなだけかもしれない。クラブでテキーラをウェーイってして飲んだこともあるし、誕生日をゴールデン街で迎えたときは店の人の好意でイエガーをたくさん飲ませてもらったりした。それでも記憶がなくなったことはあまりない。気付いたらさっき会った男とはちゃめちゃにキスしていて、は?となったことはある。意識が戻ったらその状態だったから普通にホラーだった。まだ全部終わってから起きたほうがよかった。そのときはそいつが寝たすきに逃げて帰った。外で飲んでいて記憶がすっぽりないのは本当にそれくらい。私って酒強いんだなとさえ思っていた。

今考えるとコロナ前の私は本当に私なのか?と思うくらい元気すぎて我ながらかなり引く。

ファブルのようこみたいなインスタ投稿しててまじイタい


コロナになってからも友達とのオンライン飲みでいつもは絶対に酔わない量で記憶を飛ばしたりしたことで、家だと尋常じゃない早さで酔いが回る事実に、外では気を張ってたんだなと実感した。
その証拠に何も気を使わない、安心して身を委ねられる妹とカラオケで酒を飲んでいて気付いたらソファで爆睡していた。帰るぞと起こされてビックリした。

そして最近、コロナでの規制が緩くなってきて毎週末飲みに出かけることが増えてきた。その度にコロナ前のような楽しさを味わえなくなっている自分がいた。酒を飲むと自分が偉くなったような気になって大声で他人をディスりだしたり、気持ち悪い下ネタを言って大笑いしたり、そういうことが、空間が、苦痛になってしまった。
なぜなら他人の顔色がめちゃめちゃ気になるようになったから。自分たちが今話してる内容を聞いた隣のテーブルの人がこっちを見てバカにしたように笑っていたり、友達Aが発言した内容に友達Bが一瞬イラっとした表情を見せていることに焦って慌てて私が友達Bをフォローしたり、そんな状況で飲むことに何の楽しさも見い出せなくなってしまった。

家に帰ってからも直前までめちゃくちゃに気を使っていた反動でもうヘロヘロになってしまい、ものすごくネガティブ思考に陥る。来週の仕事はあんなことやこんなことがある、ああもう嫌だ。使えない奴だと思われたくない。今週はこんなに金を使ってしまった。どうしよう。楽しみなんか何もない。誰からも必要とされてない。私以外の女の子はどうしてみんなこんなにかわいくて綺麗なんだろう。私はどうしてこんなにダメなんだろう。酷いときには、私は生きている必要があるのかとさえ思うこともある。そして眠いはずなのに全く眠れない。

酒を断つと決めた

昨夜も飲んで帰ってきて例に漏れず気持ちがしんどくなって過食に走ってしまった。そのまま血糖値を爆上げして無理やり寝た。

調べたら、酒鬱という言葉があるらしい。酒を飲んだ翌朝気分が落ち込んだりするらしく、私は酒を飲んで帰宅するとそうなるから正しくは酒鬱なのかは分からない。でももうこんな状態は嫌だと思ってしばらくは禁酒しようと昨日決めた。来月大阪に行くときだけは楽しく飲めたらいいなと思う。

大丈夫?と聞かれて全然大丈夫じゃないのに脊髄反射で大丈夫と答えてしまう私の本音を分かってくれる人とだけ酒を飲むようにすれば少しはメンタルが安定するのかもしれない。

 

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