最高のクリスマスプレゼント(授業改善)
僕の授業は面白くないし、わかりにくいです。
だから何とかしたい・・・。
でも、何をすれば良いかわからない・・・。
そんな自分のために、クリスマスプレゼントです。
研修でもらった資料や読書で得た知識、さらには授業がうまい先生の授業から学んだことを総動員して、どんな授業が良さげに見えるのかをまとめました。
それがこちら!
これが僕の考える、「良さげに見える授業」です。
「良さげに見える授業」なので、本当にこれが正しいのかは分かりません。
でも、少なくとも僕にとっては理想的な授業ですし、まずは教室をこんな状態にすることが分かりやすくて面白い授業をするための第一歩なのかなって思ったりします。
この記事では1から10までの項目を整理した上で、自分が課題だと思うものをピックアップしていきたいと思います!
そして、これらをもとに冬休みに何を勉強するか計画を立てていこうと思います。
それでは、よろしくお願いします!!
①失敗を許せる雰囲気
これがなければ、嘲笑と嫌な目配せが満ちた、殺伐とした雰囲気の中授業を進めることになります。
当然挙手なんてありませんし、先生にとっても子どもにとっても授業の時間がつらーいものになります。
失敗を許せる温かな雰囲気は授業全ての土台のようなものだと考えています。
ここがなければ、これ以降の項目は全て無意味になると言っても過言ではないかもしれません。
②発表の声が聞こえる
発表者する人全員が教室中に伝わるような声量で話すことができることって大事ですよね。
これができなくては、子ども達同士で意見を練り合うことができません。
そして同様に
③話を聞こうとする
ことも大事ですよね。
中には大きな声で発表するのが苦手な子もいます。
声が聞こえづらくても、全員に一生懸命聞こうとする態度があれば小さな声でも聞こえることがあります。
また、話を最後までしっかりとした態度で聞いてもらうことは発表する人の安心感にも繋がります。
④ノートを全員が取れている
実はノート指導を軽視していました。
しかし、実際に考えたことを「書く」という作業は子どもの発達上非常に重要なことなんだなということが最近分かってきました。
実際、授業がうまい先生のクラスのノートを見ると、しっかりとしたいた意見をかけている子どもが多い印象があります。
ここは来年度、課題とするところですね〜。
⑤子どもが前のめりになっている
これは、①〜⑩が全て満たされていて初めて成立し得る現象だと思います。
まだ、目指すべきじゃないですね。
⑥暇な時間がない
子どもの中にはすぐに課題を終わらせることができる子がいます。
すると、手持ち無沙汰になってお喋りを始めたり、周りの迷惑になるようなことをしてしまう子もいます。
そういった子にいかに暇させないか。
これも授業を成立させる上で非常に大切なことだなと感じました。
皆さんは、手持ち無沙汰な子にどうやって指導をしていますか?できれば教えていただきたいです!
⑦こまめに机間指導
授業がうまい先生は教卓に立っている時間が少ないです。
こまめに机間指導を行っている印象があります。
意図は
・次に指名する子を探しに
・ノートへの書き込みが追いついているか、確認をしに
・個別指導をしに
といったところでしょうか??(一年目の僕にはこれくらいしか思いつきません)
とにかく、”授業がうまい先生はたくさん机間指導をしている。”この事実が大事なのかなと思います!
⑧板書が見やすい
言わずもがなですよね。
板書はその授業全体のノートみたいなものです。
授業の成果がそこに詰まっているといっても過言ではありません。
そして、この板書が僕の一番の課題です。
冬休みの間に少しでも綺麗に書けるようにしないとですね・・・。
⑨発問のポイントが抑えられている
発問っていうのは、教師から学習者に向けて行われる
「授業の段階ごとの目的を達成させるための教師の働きかけ」
だそうです。
授業のゴールに迫るためのナビみたいなものです。
なので、この発問こそが授業の成否を決めるといっても過言ではないと個人的には思っています。
発問には基礎となる3つのポイントがあります。それが
何を聞かれているのかが分かる
何を考えて良いのかが分かる
何を答えたら良いのかが分かる
の3つです。
一見当たり前に見えますがこれが難しい😭
発問はあらかじめ考えておき、それ以外は基本的に聞かないのが無難かもしれません。授業が下手なうちは!!
⑩「学習しなくてはいけない」という同調圧力がある
同調圧力と聞くと悪いイメージがあります。
僕もそうです。
しかし、人は雰囲気で動く生き物です。図書館で大声を出すのってなかなか勇気要りますよね?
逆に、カラオケやダーツがあるタイプのバーで大人しくしているのも勇気が要ります。
このことからも、場によってある程度の同調圧力は存在することが分かります。
学校は勉強をするところなのは否定しようがないので、「学習する場としての同調圧力」は必要になってきます。
これが崩れると・・・授業が成立しない。つまり学級崩壊となるわけです。
なので、ある程度の緊張感は必要になってきますよね。
緊張感と気楽な雰囲気の両立・・・なかなか難しい課題ですね!!
これらが、僕の考える「良さげに見える授業」です。
これらのポイントをはさらに細分化できます。すると、とんでもないほどの数の技術になります。
こうやって整理することで、授業がいかに難しいのかっていうのが改めて分かりました。
本当に果てしない・・・。
一個ずつ、一歩ずつ地道にクリアしていくしかないですね!!
そして、これらをクリアしていく際に重要なのが優先順位だと思います。
全て大事なのは間違い無いのですが、とてもじゃ無いけど全部を意識して授業なんてできません。
だから、それらの中でも特に重要だと思うもの3つを残りの3ヶ月で意識していこうと思います。
優先順位1位、⑨発問のポイントが抑えられている
→教材研究するときに改めて発問を決めておく。原則それ以外の発問はしない。
優先順位2位、⑧板書が見やすい
→板書がうまい人の板書例を見て丸パクリする
優先順位3位、③(子どもが)話を聞こうとする
→授業規律を再確認する
この3つに絞っていきます。
今年のクリスマスプレゼント、とても素敵なものになりました。
みんながきっと羨むと思います。
インスタにでも載せてマウント取りたいくらいです。
来年もこんなクリスマスになったらいいな。
本当に思ってますからね??
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