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天才がいた!!



 「会って欲しい人がいる」

 と後輩に言われ、昨日後輩とその人と三人で飲みに行きました。

 その人は別の自治体の先生(以下C先生とします)で、後輩が大学時代にお世話になった先生ということでした。

 そしてこの先生が・・・天才だったんです。実績も、今に至る前の過程も化け物すぎます。実践の数が何個あるんだってくらい、とんでもない数あったり、自分の研究が研究が雑誌に載ってたり、大学院では大学の授業を作っちゃったりと、僕が見たらはちゃめちゃなキャリアを歩んでいます。

 また、話していて賢さのレベルが違うなと感じました。知識量、抽象的な概念を言葉にする力、本質を見抜く力、洞察力、創造的、どれをとっても化け物でした。僕の知識と洞察力を総動員して全てぶつけても、平然と言葉が返ってくるのでとっっっっっても楽しかったです。(僕は普段「何言っているかわからない」って言われがちです笑)

 でも実績や賢さ以上に、その人を天才たらしめているものがあると感じました。そして、それは巷でもありふれて言われているものです。何かというと、

「仕事への没入度」

 です。とにかく、仕事に夢中なのです。仕事が楽しくて仕方ないというような様相でした。

 授業の観察記録を30P書いたり、大掛かりな実践にどんどん取り組んだりと、仕事に夢中になっていないとおよそ不可能なようなエピソードがどんどん出てきます。よく、「努力は夢中に及ばない」と言いますが、それって本当なんだって思いました。

 そんな天才を見ていて、漠然と思ったことがありました。

 「天才って現実の影響受けないんだなあ。理想に生きれるんだなあ。自由だなあ。」

 って。

 僕みたいな人は、どうしても現実への対処で精一杯になります。対処して、対処して、1日が、1週間が、1ヶ月が終わります。でも天才は現実への対処の先に理想を見ています。「こうありたい」「こうしたい」というものを常にもっているのです。

 そしていつの間にか現実を変えていくんです。

 天才だから理想に生きれるのか、理想に生きれるから天才なのかはわかりませんが、僕は理想に生きて、実際に現実を変えていく先生を見て「自由だなあ☺️かっこいいなあ」って思いました。

 C先生が今後どんなことを成していくのか、今から楽しみです✨


 僕も・・・凡人なりに理想もって頑張ります!!






 余談です。C先生にこんなこと言われました。

 「Pu先生は自分の軸がまだないね」

 「君は私の言うことも否定しないし、よく言えば吸収力が高い。でも悪く言えば軸がない。今、自分の軸を作っている最中なんだろうね。」

 ちょっとしか喋ってないのにここまで見抜かれるんだって思いました。note上でも軸がないことを指摘されたことがあります。

  でも、自分でも最近気づきました。僕には軸があります。「全ての子どもを人生の主人公に」という絶対的な、だけど抽象的な軸があります。

 そして、この軸を実現するための教師としてのあり方や、具体的な授業法、学級経営方などに関しては、まだ「揺れていたい」と思っています。いろんな立場の人の考えを聞き、読み、実践していく中で、C先生のおっしゃる通り、自分の軸を作っていきたいと思います。

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 


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