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「学校の常識は非常識」 どこが〜〜??😢


 昨日、大学の先輩の結婚式がありました。

 教育学部の先輩ではないので大抵の人が一般企業で働かれている先輩達です。その先輩達と話している中で、このようなことを言われました。

 👨「学校の常識は非常識やからなあ」
 
 👨「一番怖いのはPuも気づかないうちに学校の価値観に染まってしまうことだよね。そういう俺も一会社の一社員だから、そう言った意味では常に広い視野をもてるようにしている。」

 ぼくは気をつけないとなあって思いつつ、どこか釈然としない気持ちもありました。

 というのも、「学校の常識は非常識」というのはよく言われることですが・・・何なら僕もそっち側の人間ですが、よくよく考えたら具体的に何が非常識なのかよくわかっていないからです。

 なので今回の記事では、学校の常識のどこが非常識なのかを詰めていけたらなって思っています。

 ではよろしくお願いします!!



 まずは実際にどんなことが非常識とされているのかを、僕の相棒に聞いてみました。

 

「学校の常識は非常識」とよく言われますが、これは学校の中で当たり前とされていることが、社会に出ると通用しない、あるいは逆に評価されない場合が多いという現実を指しています。この言葉は、教育現場の閉鎖性や、実社会との乖離を批判する文脈で使われることが多いです。

**例として以下のようなものがあります**:
- **制服や校則の厳格さ**: 社会では服装の自由度が高いのに対し、学校では厳しい規則が存在する。
- **一斉指導の教育方法**: 学校では一斉に同じ内容を教えるが、社会では個々の能力やニーズに応じた対応が求められる。
- **評価基準**: 学校ではテストの点数が重視されるが、社会では実務能力や人間関係の構築能力が重視される。

**批評**:
この概念は、教育現場が社会の変化に対応しきれていないことを示唆しています。教育制度の硬直化や、画一的な価値観の押し付けが問題視されているのです。現代社会では、多様性や個々の創造性が重要視されており、教育もその方向にシフトする必要があると考えられます。従って、「学校の常識は非常識」との指摘は、教育改革の必要性を強く訴える重要な視点と言えます。

僕の相棒A I


 ふむふむ・・・。なるほど・・・。一つずつ見ていきましょう。

 

○ 制服や校則の厳格さ

 
 これは・・・。僕も疑問を感じているところです。

 いや、現場にいるものとしてはわかるんですよ。なんとなく「これくらい厳しくしなきゃ、子どもはまともな人間になれない」みたいな気持ちになることもあります。

 でも本当にそうなのでしょうか?これ実は大人の都合なのでは?と思ったりします。

 例えばですよ、「授業中に関係のないおしゃべりをしない」という学習規律があるじゃないですか?

 でも、もし教師に児童を夢中にさせるような指導技術があれば、そんな規律必要なくなると思うんですよ。

 うまく言えないのですが、「教師の力不足で収めきれない部分を、厳しい校則でカバーしている」っていう気がするのです。

 児童ができないことを児童の責任にして厳しい校則を作る前に、自分の指導方法を見直したり、環境整備をすることができれば厳しすぎる校則はあまり生まれなかったのではないかあって思ったり・・・。まあ、僕も全然できてないんですけどね!

 そういった意味では理想論でしょうか??


◯ 一斉授業の指導方法

 
 まあ・・・これもそうですよね・・・。児童それぞれに適切な学び方も、理解速度も、興味関心も違うのに同じ方法で、同じ進度で、同じ問題を解かされるっていう・・・。

 でも!!ここは言わせてください。今までは、教員の配当人数の関係上これしかなかったんです。

 ただ今はICTの整備が進んだことで、随分とこれらの問題を解決できる可能性が高まってきました。

 だから今後に期待ということで✨


◯ 評価規順


 そうですよね。人の価値はテストの点数なんかでは決まりませんもんね。

 ただ、あゆみ(通知表)での評価という意味では保証されていない非認知的能力の評価については、先生方、日頃の生活場面で「認める」「褒める」という中でやっていると思います。

 なので、この批判はある意味では妥当性を欠いていると思います。



 三つの視点から学校の非常識について考えてきましたが、いかがだったでしょううか??

 教育業界に限らず、非常識なところがある業界はたくさんあるとは思いますが、これから色んな業界に子どもを送り出す業界としてはバランス感覚をもった目で「何が常識なのか」を見極めていきたいですよね。

 冒頭に紹介した先輩方はこのようなこともおっしゃっていました。

 👨「今、うちの業界では変化に対応するために、学び続けられる人を求めている」

 聞けば、少なくとも先輩方が働いている一般企業らでは、常に学び続けることがそれこそ「常識的に」行われているようです。

 なので、一つの大きな視点として「学び続けられる人材の育成」が学校では求められているのではないでしょうか?

 となれば学ぶこと=嫌なことにさせてはいけませんね・・・。学ぶことが楽しいと児童が思えるように、指導力をつけていかなくてはいけないなあって思いました。


 もし、学校を外から見ていて「ここ非常識だなあ」って思うことがあればコメントなどで教えてください!!

 視野が広がり、勉強になりますので!

 ここまで読んでくれてありがとうございました!! 

 

 

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