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”指示・発問の呼吸”を会得する


「 ”指示・発問の呼吸”は授業、学級経営、非常事態など、どんな場面でも対応できることができる、万能な呼吸。身につけた教師は子どもに意欲的に学習に向かわせたり、ストレスなく集団行動を行わせることができるだろうーーーー。」

プププ滝 左近ぷ



 一学期後半、私は”指示・発問の呼吸”を会得します!

 


 

 「先生としての力が欲しい」

 そう思って、本を何冊か読みました。

 どれも魅力的ですぐにでも実践したいものばかりでした。

 でも、

 そういえば僕、ポンコツでした。

 全部実践しようとしたとことで、全てが中途半端になることは目に見えてます。はっきりと。くっきりと。

 なので、

「比較的少ない労力で、今の自分にもできそうで、大きな効果を発揮できそうなもの」

 に絞って、実践していきたいと考えました。っていう考えを示したのが前回です。

 というわけで!!前回の続きです。 

 

 定石を知ること。まず、ここから始めるべきだと思いました。

 「こんなことがあったらこうする」

 それが定石です。

 そして、この定石。たくさんの先生方が積み上げてきた技術そのものです。僕なんかが思いつきでやるようなことより効果がないわけがありません。

 もちろん、相手は生身の子どもです。全てが定石通りいくわけではありません。しかし、定石を知らずして成長はないような気がします。

 まずは基本の型を習得し、それを組み合わせたり、改良したりして自分のスタイルを作っていけば良いのだと思います!

 なので、まず僕はたくさんの定石(呼吸)を習得しなくてはいけないんです。


 ではどの呼吸から習得するべきか。

 ”体育で全員を跳び箱を飛ばせることができる呼吸”でしょうか?

 ”遠足のバスの中で子どもを楽しませる呼吸”でしょうか?

 はたまた、”全員が漢字を覚えることができる呼吸”でしょうか?

 
 どれも魅力的です。いずれ習得できたらなって思います。

 でも・・・、先生としての技術が皆無な僕がそのような呼吸を習得したところで、




 「やたら跳び箱を飛ばせるのがうまい、学級が荒れている新任」




 になるだけです(個人的にはめちゃくちゃ魅力的だと思いますが笑笑)」。

 よって、私が習得するべき呼吸は

 いろいろな場面で使える汎用性があって、比較的少ない労力で大きな効果望まれる呼吸が望ましいわけです。

 そんなもの・・・あの呼吸しかないですよね???(頭の中に浮かんでいるはず)

 せーーーーーのっ


 

「”指示・発問の呼吸”!!」






ですよね!






はい。





 茶番はこれくらいにして、とにかく僕は指示や発問に関する技術(型)を身につけていきたいなって思います。

 思えば僕は学年主任に

 「pu先生の指示は長すぎる。くどくどしすぎてる。もっと簡潔に。」

 って何度も言われていたんでした!改善しなくては!

 というわけで、壱ノ型からまとめていきたいと思います。




壱ノ型 「簡明指示」 


 基本中の基本みたいです(できてなかった😭)。

 指示の内容は簡潔。かつ具体的に。できれば15秒以内が望ましいと。

 意識するだけでは難しいので、要約の仕方みたいなハウツー本読んで勉強します!


弐ノ型 「一時一事」 

 
 要するに、一度に二つ以上の指示を出すなって事です。

 よくよく考えたら僕自身も、いくつも指示出されたら混乱してしまいます。

 子どものために、徹底しなくては!


参ノ型 「終了後指示」 

 
 その指示が終わった後の指示を出しておくという事です。

 これができてなかったがために、学級がざわつくことが何度もありました。

 気をつけます!


肆ノ型 「全範囲通指示」 


 指示は全員に示す。ということです。

 例えそれが個別の児童から尋ねられて出した指示であっても、全体に通す必要があると言います。

 なぜなら、先生の指示や許可はある意味「立法行為」であり、今後の守るべきルールとなるからです。一人しか知らないルールに意味はありません。

 意識していきます!


伍ノ型 「趣意説明」 


 その指示の意味や意図を伝えるということです。

 意味を伝えることで児童には納得感が生まれ、主体的に行動するようになります。

 子どもの自発性のない行動を促す指示なんて、価値ないですもんね!

 僕、価値ない指示ばっかしてました!!!!ごめん!!


陸ノ型 「焚き火」


 
 火がつきやすい児童から行動の火を灯せということです。

 いきなり指示が通りにくい児童への個別指導から始めることは、焚き火をするときに湿った木から火をつけようとするのと同じと言います。

 まずは指示が通りやすい子を動かすことで、多くの子も行動できるようになると言います。

 それでも火がつかない子に関しては、後から個別指導をすればいいのです。

 間違っても、この順番を間違えてはいけませんね!! 



漆ノ型 「具現化」


 「気をつけ」→「体育着の横のラインに合わせましょう」

 「速く走りましょう」→「チーターのように走りましょう」

 「たくさん拾いましょう」→「20個拾いましょう」

 子どもにどれだけイメージさせられるかが勝負です。

 ボキャブラリー増やさないと!




 以上が、私の意識していきたい”指示・発問の呼吸”の型です。

 8つか・・・。もっとありそうなものですが・・・。




 というわけで!(どういうわけだ)

 力を貸してください!皆さんの持っている技術をください!

 先生じゃなくても構いません!部下を動かすときの指示とかめちゃくちゃ参考になると思います!

 「玖ノ型 ○○!!!」

 「拾ノ型 △△!!」

 みたいな感じで笑

 いや、全然こんな感じじゃなくても大丈夫です。そっちの方がなんか盛り上がるかなって思っただけで笑

 たくさんの型が新たに生まれることを祈ってます!

 一緒に鬼舞辻無惨を倒しにいきましょう!!


 ここまで読んでくれて、ありがとうございました!!鬼滅知らない方々、本当にすいませんでした😭

 












 

 
 

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