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過去最高に教材研究が楽しかったお話〜記念記事〜



 さっきまで社会の教材研究をしていました。

 最初は「早く終わらせたい」と思いつつやっていたのですが、いつの間にか2時間経っていました。

 教材研究の途中、終始ニヤニヤしてました。

 某カフェチェーンで教材研究していたので、お客さんは「あの席にだけは近づかない方がいいな」って思ったに違いません。

 事実、こんなに混んでるのに僕の隣だけずーーーーっと空席です。

  店員さんが怯えた顔で

 「お冷はいかがですか?」

 と尋ねてきた時にはすっごい申し訳なくなりました。

 ごめんなさい😭



 はい。

 結局何が言いたいかというと・・・

 めちゃくちゃ教材研究が楽しかったってお話です!!

 せっかくこんなに楽しかったんだから、このワクワクを忘れたくないということで、記念として記事を書こうと思います!

 興味が少しでもある人は覗いてやってください!

 では、よろしくおねがします!!


 ※初任の先生がしている教材研究です。「このレベルで感動してるの?」と思われるかもしれませんが、このレベル??です。ご了承ください。





 江戸時代、この土地では稲作が盛んに行われていました。

 稲作には水が必要です。ですが、この土地の田植えは雨を頼りにした稲作をしていたので、天候に大きく左右される、ギャンブルみたいな稲作をしていました。

 そんな状況を見かねたKは、用水路を作ることを決心します。その用水路について学習していくのがこの単元です。

 授業のねらいやらなんやらを一通り見た後、その用水路がある場所を調べました。

 すると、不思議なことに気づきました。

 すぐ近くに川があるのに、そっちから水を引かず、10キロ以上も離れた川から水を引いているのです。

 おそらく標高が関係しているだろうということで、”地理院地図(これめちゃつ使えます!!)”というサイトを使って標高図を作ってみました。

 そして、用水路のルートと標高図を見比べた結果、水を引きたい場所と近くの川の標高差がマイナスだということが分かりました。

 やっぱり、標高が低い川だったから引けなかったんだなということがわかりました。

 次に、実際に用水路が引かれている川と用水路の関係を見てみました。

 このタイミングです!

 「教材研究おもしろ!!」

 って思ったのは!!


水路のルート

  

標高図

 水路のルートと、標高の高低差を結んだ線が概ね一致したんです!!(雑ですが、すいません)

 お魚みたいな形をした高台の、標高が低い部分(黄色の部分)を縫って、水路は作られているんです。

 水は高いところから低いところに流れるていうのは小学生でも知っている事実であり、当たり前のことっちゃあ当たり前のことなのですが、こうやって目の当たりにするとやっぱり感動します。

 今のように簡単に標高図なんて作れない時代に、水路を作った先人の知恵と努力にただただ感動します。

 あとは、僕が味わった感動を子どもにも味あわせてあげるための手立てを考えるだけです。

 自分にできるかは不安ですが、できる限り頑張ってみます!!

 ここまで読んでくれて、ありがとうございました!!





 研究授業控えてるのに、全く関係ない教科に時間取られ過ぎちゃった・・・笑

 まあいいや。


 楽しかったし笑

 

 


 

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