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最近ソーシャルゲームを遊べなくなったことについての考察【雑記】
こんにちはtozicaです。
今日は日曜日!
この記事は、エロゲーとか作ってるクリエイターの制作日記です。
noteなので直接的なエロ表現はありませんが、えっちな話が苦手な人は気をつけてね。
もう最近はすっかりソシャゲというものを遊ばなくなりました。
一応ゲームクリエイターの端くれではあるので、巷で流行ってる新作ソシャゲの情報とかを調べたりとかはするんですよ。
わたし自身がまぁえっちなゲームを作ってる身なので、例えば「ブルーアーカイブ」とか「ゼンレスゾーンゼロ」とか、かわいい女の子が出てくるゲームがメインにはなるんですけど。
ただねー、実際に自分で遊び始めると、すぐなんか嫌気がさして辞めちゃうんですよね。
ついこの前も「ゼンレスゾーンゼロ」をインストールしたものの、2回だけ遊んでアンインストールしちゃいましたし。
壊滅的にモチベーションが続かない。
三日坊主もびっくりするレベル。
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それでまぁ、単純に「ソシャゲというものに飽きたから」と結論付けることもできちゃうんですけど、それよりはちゃんと原因を整理しておこうかなーというのが、今回の趣旨です。
自分のゲーム制作にも多少は活かせる部分があったりなかったりするかも知れませんしね。
なお、あくまで自分の話なので、現在進行形でソシャゲを楽しんでる方に対してどうこう言う意図は全くないです。
ご了承くださいませ。
理由① デイリー要素の存在
たぶんこれが個人的には一番大きい理由なんですけど。
ソシャゲってだいたいログインボーナスとかデイリーミッションとか期間限定イベントとか、なるべくプレイヤーに毎日ログインさせようとするような仕組みが導入されてるんですよね。
一日一回だけスタミナが無料回復できるみたいなのもそう。
なので、そのゲームに対するプレイ時間あたりの攻略効率を最大化させようと思うと、毎日ほどほどに遊ぶっていうのが一番効率が良いわけで。
でも、やっぱり、こちらとしてはゲームは遊びたいときに遊ばせてほしいんですよね。
一週間遊ばなくたって、逆に一日中遊んでたって、本当はいいはずなんですけど。
なのに実際は、一週間遊ばないとその間のログインボーナスは手に入らないし、一日中遊ぼうとするとスタミナ切れで課金が必要だったり、効率の低いミッションしか遊べなかったりする。
それがねー、自分のゲーム体験にすごく水を差されてる感じがして、すごくイヤ。
わたしも以前は色んなソシャゲのデイリーを毎日こなしてたし、それが楽しいと感じてた時期もあったわけですけど。
今はねー、デイリーミッション的な要素が出てきた瞬間にウッってなっちゃいますね。
ネトゲなんかも同じ理由であんまり遊べてない気がする。
理由② 明確な終わりが無い
個人的な意見ですけど、ゲームを遊んでて一番「ゲーマーで良かったな」って思う瞬間って、ゲームをクリアした時だと思うんですよね。
ここでいう「クリア」っていうのは、ラスボスを倒してスタッフロールを見ることだったり、Steamの実績をコンプリートすることだったり、そういう何かしら「自分はこのゲームを遊び切ったな」って感じる瞬間を指してるわけですけど。
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ラスボスとの死闘を制してエンディングを見た後に、スタッフロールとかを眺めながら、そのゲームに関する物思いに耽溺する時間がねー、とても幸せなんですよね。
「あそこのシーンの台詞回しがめちゃくちゃ面白かったなー」とか。
「ここのゲームシステムすごくよく考えられてたなー」とか。
「ここはイマイチだったけど…自分だったらどうアレンジするかなぁ」とか。
仮にそのゲーム自体がそんなに面白くないゲームだったとしても、この、クリアまで走り切った後に脳内で感想をぼんやり考えてる時間だけは、例外なく楽しいし、すごく幸せな気持ちになれます。
一方で、ソシャゲだとこういう体験ができないんですよね。
基本的にサービスが続く限りコンテンツは供給され続けるので、プレイヤーが "遊び切る" ことは基本的に無いわけで。
もちろん、大団円と同時にサービス終了を迎えるみたいなタイトルが無いことも無いんですけど、そういうのはごくごく一部のケースに限られますよね。これ ↓ とか。
そういう意味で、ソシャゲを遊んでるときの、何を終着点にすればいいのか分からない感じは、個人的には、遊ぶモチベーションをじりじり削ってきてた感触があります。
理由③ ガチャ要素の存在
これはまぁ単純な話で。
ガチャみたいなギャンブル要素、あんまり好きじゃないんですよね。
当たった時のことを想像してワクワクするよりも、外れた時のことを想像してゲンナリしちゃうタイプ。
特にねー、ソシャゲのガチャは、回すのに必要なコストが重いじゃないですか。
課金とかするなら10回回すのに3000円とかするわけで。
余計に外したときの恐怖を感じちゃいますよね。
最近流行ってるソシャゲはどれもかわいいキャラが多くて、ちょっと心惹かれることも無いわけじゃないんですけど。
そのキャラを手に入れるためのコストが、心理的にも金銭的にも大きいので、「うーん……画集出たときにそれ買って満足しておこ…」ってなっちゃう。
…なお、そんな感じで我が家には遊んだことのないソシャゲの画集が何冊もあります。
ブルアカとか。
まとめ
そんな感じで整理してみたんですけど、どうでしょうか。
延々と同じステージを周回することへの作業感とかも理由としてはあるかなーって少し思ったんですけど、そういう感じの作業ゲームも割と好きなんですよね。
「ロックマンX Dive オフライン」もめちゃくちゃ楽しんでたし。
このロックマンXDiveを遊んだ体験は、今回の整理におけるソシャゲの楽しい部分と苦手な部分を非常によく浮き彫りにしてくれたので、そういう意味でも良かったなって思います。
まぁ~~~、周りはけっこうソシャゲを楽しんでる人も多いので、出来れば自分もソシャゲを楽しく遊べるようになりたい気もするんですけど。
今回こうやって整理してみて、なかなか構造的な難しさがあるな~って思いましたね。
大人しく買い切りゲームだけ遊んで生きていこう…。
おしまい。