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子どもの自己肯定感を高めるために親ができること

我が家の三兄弟。
外での評価がいつも高いのは長男。
学校で学業を表彰されたり、いわゆる「いい子」だったり。

生きづらい特性をもってはいるんだけれど
どこにいっても褒められるようなタイプ。

でも、すこぶる自己肯定感が低い。
これは親としての悩みの種。

一方で、自己肯定感の塊のような三男は、
一歩外に出るといわゆる問題児。。。
落ち着けない、指示が理解できない、学業面ものんびり。

外では時に遠回しに、時に直接的にダメ出しを受けている三男。
めげちゃわないのかなぁ、、、って思うけど
ダメ出しをいい方に変換しちゃったりして
ゆっくりだけど伸びていく。

自己肯定感の形成って性格も関係しているのかなぁ?
と思い見守りながら
でもやっぱりどうしたら長男の自己肯定感は高くなるのかなぁ?
と、常々思っていたのだけれど。。。

川崎夢パークの西野さんがお話しされてる動画を拝聴していたら
「子ども達の自己肯定感の低さと親の不安感に相関関係がある」
と、いうお話があったのです!!

正しい親でいないといけないプレッシャーによる親の不安が
子ども達に伝わって、子ども達の自己肯定感が低くなるっていうお話で
私には、思い当たる節がありすぎました。。。

例えば、三男は似たようなシーンの言葉を覚えるのが苦手。
「ただいま」と「おかえり」
「いただきます」と「ごちそうさま」
「おはよう」と「おやすみ」などなど。

いつも三男が帰宅すると
じーじに「おかえりー」って言って

じーじも大体昼間どこかに出かけてるから
「ありがとう、みーちゃん。ただいま。」って答える。

すると三男が「ただいまー」って言う。

一見成り立ってそうだけど、三男はずっと勘違いしている。
でもなんかこの会話が好きで、毎日聞いちゃって、
あんまり直したりしていない。

こんな風に、私は、三男のことはちっとも心配していない。
他の人より遅くてもいつか分かるようになるんじゃないかな?とか。
他の人より遅い部分があっても、
彼にはそこ以外に素敵なところがあるからどうにかやっていくだろう!とか。
そんな風に肩の力を抜くことができちゃう。

一方で、長男相手にはこんな余裕はどこにもない。
海外にいる間は、海外の勉強だけでも頑張っているのに
いつか日本に帰って困らないために!ってどっちの勉強もめっちゃやらせてたり。

もうすでにできていることなのに、さらに上を目指させようとしたり。。。
↑本人が目指したいわけではなく、上いっといた方が安心だから!
 みたいに、結果的に私が彼の不安を煽っていた。

長男の自己肯定感が低いことの全ての原因が
私にだけあるとは思ってはいないけれど
でも私には響くところが多すぎて、胸が痛くなりました。

そして同時に私は、
子ども達の自己肯定感を高めるためには
子ども達自身が変わらなくちゃいけない!
どうにか変えてあげよう!
と、思っていたんだな〜ということ思い知らされてしまいました。

でも本当に大切なことは、子ども達が安心した場所をもてること。
親は、どんなことでもただ受け止めてあげること。

頭の中では分かっていて、常日頃気をつけているつもりではいたけれど
例えば長男を思って心配していたことが、彼を不安にさせ
自己肯定感まで低くさせてしまっていたとは。。。

子ども達が壁にぶつかった時、助けて!って言える子ども達との信頼関係を
助けて!って言った時に、寄り添ってあげられる子ども達に対する安心感を
大人からみて問題にみえても、本人が問題と感じていなかったら見守る勇気を
自分の中に築いていければ、長男の自己肯定感も高くなっていくかな?
と、期待して。

14年間かけて築いてきた長男の低めの自己肯定感が
一晩でぐぐ!っと伸びるなんてことはないだろうけれど
まだまだ14歳。
今からでも高めていけるように、サポートできたらと思います。


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