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中2長男の日々の宿題の取り組み方ー夏休みの宿題については迷走中ー

夏休みの宿題の目的とは?

現在中2の長男が先日、こんなことを聞いてきました。
「夏休みの宿題って、休み中も勉強のペースを崩さないためにある
 って先生は言うのに、どうして夏休み前に終わらせると褒められるの?」

私は、なんだかちょっとびっくりしたような気持ちになり
うまい言葉を返すことができませんでした。

私自身、小中学生の頃は、まさにそんな風に先生に褒められて
私も当たり前に褒められることを受け入れてきましたが、
確かに!!長男のいう通り!
先生の仰る宿題の目的からはずれている行動なのに、
どうして褒められていたんだ??と、考え込んでしまったからです。

長男は、まだ自分なりの夏休みの宿題の目的を見つけられず
目的が定まらないので、モチベーションを上げることもできず、手探り中です。

日々の宿題について

長男は、以前から日々の宿題についても
特に、漢字の書き取りや計算ドリルなどの日々の宿題がどうも苦手なようで、
真剣に宿題に取り組むようになれるまで、だいぶ本人も苦労していました。

ちなみに今は、日々の宿題は意欲的に取り組んでいます。
そのきっかけは、ビデオゲームです。

長男はビデオゲームが大好きで、
ついダラダラとビデオゲームをすることがありました。
もしくは、宿題の合間にゲーム動画をつい見てしまい集中していなかったりと
メリハリのない生活をしていた時期がしばらくあったのです。

そんな時に夫が長男に「そんなに好きなら作ってみなよ」
と、言ったのが始まりでした。
始めのうちは、ペースに乗らないこともありましたが
そのうち夢中になって、本人なりに一生懸命ゲーム作りを始めました。

そして、我が家のルールでは、
ゲームで遊ぶ場合は、1日の制限時間がありましたが
作る方であれば、制限時間はなし!と、して
とことんゲームと向き合えるようにしてみました。

すると、しばらくして長男から
「ゲームを作るために必要だから、このゲームを買ってとことんやる!
 もちろん制作も続けるけれど、遊ぶ方もやる、でもこれは制作活動の一部だ!」
と、いうような主張がありました。

なるほど、うまいこといってきたなぁ。。。と思いながらも
まぁまずはやらせてみよう!と、その主張を受け入れたところ、
長男は本当に毎晩夜な夜なゲーム三昧!!

こんなことで大丈夫かしら?
と心配もしたのですが我慢して見守っていると、
もともと決められたことは、守りたいタイプの長男、
怒られることも極力避けたいので宿題をやらない選択肢のない長男は、
ゲームをやりたい一心で、宿題は帰宅後すぐ終わらせるし、
また、授業を聞いてないと宿題がわからず、時間が取られてしまうので
聞きこぼしがないように授業も集中するようになったようで
興味深いことにテストの点数も良くなる相乗効果も生まれたのです!!

熱中することの大切さ

好きなことに熱中することって、その中での学びも大きいけれど、
そこからこんな風な良い派生がうまれるんだ!と実感した私も驚きました!

集中しないでダラダラ宿題をやっている長男に
ぐちぐち言っていた時間がいかに無駄だったことか!
私が一生懸命横に張り付いて
書き取りやドリルをイヤイヤやらせていた時間がいかに無意味だったことか!!

長男にとってはもちろん大きな学びとなりましたが
同時に、私にとっても大変大きな学びとなったのでした。

夏休みの宿題の目的は依然として迷走中

そんなこんながあり、日々の宿題の取り組み方については
長男の中で大きな変化があったけれど、
長男にとって、夏休みの宿題はまた別問題!!

年少さんから小学6年になる直前まで海外暮らしだった長男にとって、
夏休みは長い時間かけ、たっぷりとリフレッシュして、
1年間頑張った自分を褒め、次の1年に向けて心を整える大切な時間。
それなのに、私たちの暮らす山形県のこの地方は、ただでも夏休みが短い!
夏休みなのに3週間しかないんです!
くわえて、宿題もたっぷり(らしい。長男談)。。。。

もちろん、日本の夏休みは年度終わりでもないし、
どのエリアに行ってもそこまで長い休みがあるわけでもない。
そのあたりは、長男も文化の違いとして受け入れることはできているようですが、
冒頭のような先生の発言もあって、夏休みの宿題の目的を見失っている長男は、
一体どうやってこの夏、宿題に向き合い、取り組むことにするのでしょう??

長男に問いただされて以降、
私もまだ、夏休みの宿題の目的の正解に辿り着けていません。
なので、長男と一緒に考えながら、
長男の心の動きにも注目していきたいと思っています。

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