物事に対する分解の考え方
思い付きのなんとなくでnote投稿デビューしました。
自己紹介
まずは、簡単な自己紹介。
東京のIT企業でフロントエンドエンジニアやってます。
最近は、Swift、ReactiveExtentions、API開発、Vue.js諸々触ってます。
ただ、お仕事の関係と個人的にアプリ開発楽しいので、今はリリースしたアプリのグロース周りの知識を集中的に教わっています。
このnoteは、学んだことのアウトプットと、少しでも周りの方の知恵になればなぁという思いで書いてます。
グロースってなんですか
そのまんま、育てるってことです。
ここでは、リリースしたアプリにユーザーを集客して定着させて育てることを指します。
一番わかりやすい所で言うとアプリのダウンロード数をどう増やしていくか?というところだとイメージしやすいかと思います。
どうやってグロースするんですか
グロースする上で、というか物事全般において最近の僕の中のキーワードは、「現状把握」です。
今、アプリはどう言う状態で、どこがボトルネックで、どう改善していかなければならないのか。
ごくごく自然なことですが、施策を考える上でここって結構抜けがちで。
現状把握が抜けると広告打ってすげー流入増やしてやろー!とか、なんとなくここに導線増やせばDL増えるやろ?とか、飛んでも施策になりがちです。
なので、まずは、ひたすらデータの分析をします。
単純に今のDL数は日次でどう遷移しているか。
このボタンからのコンバージョンは今どれくらいあるか。
連携を考えているサイトのPVはいくらか。
ひたすら地道に洗い出します。
KPI分析
基本のデータが集まったら、その中でボトルネックになっている改善の余地がある箇所。もしくは、PVが非常に多く、さらに連携強化出来そうなところ。
などいくつか見えてくる所が出てきます。
そこまで来たら、対象の因数分解をしていきます。(慣れてたら最初にやってもいいかも)
そもそも目標としていたDL数は、
DL数 = Appストアの詳細ページへの流入数 × コンバージョン率(ダウンロードした人の割合)
ストアへの流入数 = ストア内検索 + SNS流入 + 広告流入 + 他社サイトからアプリへの導線
他社サイトからアプリへの導線 = 他社サイトのPV × コンバージョン率(クリックした人数)
このように可能な限り分解して行きます。
この分解していった要素の中から、先程集めたデータから見えてきた「解決出来る課題」、「強化できる要素」にフォーカスしていきます。
このように、要素を分解して分析していくことをKPI分析と言います。 (KPIは正確には、組織の目標指標とかに使われますが、一旦要素分解という手段に名前をつけると言う意味で)
次はどうすれば、、
ここまで来たら単純です。
基本的に、今までの要素は、全て足し算か掛け算で出てきていたので、どこか伸ばせそうなところを伸ばせば全体が伸びていきます。
大抵のケースでは、どこかのPVを伸ばすか、ASO(ストア最適化)を強化するか、コンバージョン率をあげるかに落ち着くと思います。
まとめ
今回は、アプリのDL数をいかに伸ばすかにフォーカスしてまとめましたが、一般的な課題にもKPI分析は応用できるんじゃないかなぁと考えています。
身近な例ですと、お金がなくて今月ピンチという課題があった時に
所持金 = 入ってくるお金 - 出ていくお金
入ってくるお金 = お給料 + 投資収入 + 副業収入 ・・・
出ていくお金 = 生活費 + 交際費 + 食費 + ・・・
と、分解できるので、入ってくるお金を増やすか、出ていくお金を減らすかという施策の軸を持つことができます。
本当にごくごく当たり前に聞こえるかもしれませんが、ここが抜けていたがために、うちの会社は給料が安くてお金が無い、、とかいう状況が発生することになります。
問題の本質はそこなんですかね。
まずは身近な課題から分析 → グロースしてみてください。
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