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◼︎ 加良川 ◼︎

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首里で撮影を終えた後、たまたま見つけたのが「加良川(カラガー)」です。1700年頃につくられ、首里の古地図にも描かれているそうです。川岸の岩の穴から流れ出る水をせき止め、その前に水汲み広場が設けられています。

加良川という名は、「筑陽」尚穆8年の条に、「加良川石橋をつくった」としてはじめて現われ、カーとして史料に現われるのは、1807年に建立された「宝樋」碑文の中です。橋は沖縄戦で失われ、現在はコンクリート製となっています。

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さて、加良川の手前に石碑があり、そこには「玉城朝薫」の名前が刻まれています。玉城朝薫は「組踊」の創始者で、1689年に首里儀保に生まれ、加良川の水で産湯を浴びたといわれています。そこから「玉城朝薫生家跡」の石碑が建てられています。

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