◼︎ 喜舎場公の墓 ◼︎
喜舎場公の墓に行ってきました。喜舎場公園にあり、立派な鳥居をくぐり、出迎える階段を登っていくとあります。喜舎場公は、13世紀半ば頃に実在した人物で、喜舎場村の創建者だそうです。
遺老説伝(いろうせつでん)によると…
往昔、喜舎場公ナル者有リ、此ノ村ヲ創建ス。因リテ喜舎場村卜名ヅク。是レ故ニ今二至ルマデ毎年二月、村長皆其ノ墓ヲ祭ル。墓ハ本村後岩二在リ
、と記されています。かつては2月に祭っていたそうですが、現在は旧9月18日に例祭が行われているそうです。そういえば、最初に訪れた時はライトアップみたいたくさんの電球がぶら下がってました。
喜舎場公の墓の近くには「喜舎場公子孫上代之墓」もあります。ちなみに喜舎場公直系の方の家は集落にあるそうです。また、子孫の喜舎場子と妹のマシラヨが、勝連半島の南に浮かぶ津堅島へ渡り、村を拓いたという伝承もあり、実際に津堅島から子孫の方が年に数回、喜舎場へ参拝に訪れるそうです。
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