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■ クガニシー(仲程農村公園) ■
撮影を終えて、帰る途中に寄り道をした時に見つけた拝所です。仲程農村公園は南城市にあり、公園というには古びており、広場という感じです。公園内にある階段を登っていくと、小さな木に囲まれた場所があり、その中に拝所があります。
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このあたりは黄金森 (クガニムイ) と呼ばれ、そこにコンクリート製の拝所があります。「琉球由来記」によると、「コガネ森 (神名 コガネシオプルクウノ御イペ)」とされており、「コガネ森」の項に「高宮城 中程弐箇村」という記述があるそうです。クガニシーは、仲程村と高宮城村の2つの村の拝む場所とだったようです。
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クガニシー内には2つの拝所があるとされ、右を仲程区、左を高宮城区が拝んでいたと言われています。また、首里から移ってきたクガニシーという人物とその妻が祀られるという説もあります。これは右の拝所がジーシガーミ(厨子甕・ずしがめ)、沖縄独特の骨壷に見えるからです。
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仲程地区では、5・6月ウマチー、綱引が行なわれる6月26日のアミシヌ御願の際に区の行事としてクガニシーを拝んでいるそうです。
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