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■ トーバルガー(桃原ガー) ■

とあるネット記事を見て、探していたトーバルガーに行ってきました。「トンネルをくぐって」と、意味深な書き方をしていたので、探すの大変だろうな?と思っていたら、偶然にも発見することができました。

バス停から歩いて数秒

記事はノスタルジックな書き方でした…が、ブチ壊します。そんなことをしなくても簡単に行けます。トーバルガーは「謝苅バス停留所」すぐそばにある坂(写真参照)を降りた場所にあります。

記事ではここから出発

ただ駐車場がないので、車で行かれる方は途中にある公園に停めて、歩いた方がいいかもしれません。

トーバルガーは、崎門門中が水道が普及するまで生活用水として利用していたそうです。若水や産水としても利用し、西・東桃原の屋取により2月2・3日にニングヮチャーがおこなわれ、「ウチャヌク・酒・花米・線香」を供えて、男性による豊作の祈願を行ったそうです。

湧水が流れています

ちなみに「屋取(やーどぅい)」とは、昔の首里の貧乏士族などが田舎へ移り住み農家に身を寄せていていました。移り住んだ士族たちが農地を開拓し、やがて集落として発展し、このような集落は「屋取集落」と呼ばれました。集落はやがて村となり、中には行政をになうまで発展した集落もあるそうです。

理由は不明ですが、現在は立ち入りができません。ただ、流れる水はキレイなので、どこかで農業用水として利用されているかもしれません。

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