兵庫県知事選挙にみる1億総アホ化
兵庫県知事・名古屋市長選挙、私のSNSの反応を見て最近思うことです。タイトルは過激ですが内容はマイルドです。
1.暴露は正義の必要条件
兵庫県知事選挙のSNSは誹謗中傷の嵐でした。何が正しくて、何が間違っているのか、冷静に判断できた人は少ないと思います。ただ、一つどちら側にたっても言えるのは、百条委員会の結論を待たずに、知事の不信任を議会が議決したことが大問題なのです。裁判でも推定は無罪です。この時点で斉藤知事を辞めさせる理由はないのです。また、県民局長の自殺は不倫だったと言う暴露合戦に広がり、知事は関係なかったと言う論法ですが、本人が亡くなってるので真相はわからないのです。ただ、斉藤知事が行った施策は既得権益を真っ向から潰すものが多く反感を買っていたのは事実です。結果オーライですけど、もう少し、高貴な冷静な判断がされていればなぁと思ってます。マスコミvs.SNSで、SNSの勝ちという論法もおかしい。アホなのでどうしても対立軸を作りたがる。異質なものは同じ土俵には上がりません。
2.個の存在の希薄化
県民の誰が叩いていたのか、本名を使っていた人以外は分かりません。私の地元では、SNSで◯害予告をして逮捕された人が結構な数のSNSの投稿してて、フォロワーが何百人もいます。もう、誰が発信して、誰が反応しているのかは全くわからなくなっています。3年前の話なのにもう忘れてるし、誰か判断できない人が多すぎます。
3.調査能力の劣化
最近、特に思うのがスレッズのユーザーの質の悪さです。なんでも噛みついてきます。少しでも間違いを見つけようものなら、総攻撃をしてきます。因みに間違いではないのですが、下調べをして攻撃して来るわけではないので、アホが丸出しなのです。自分が劣っていると言う注意も誰からも受けないので、アホの進み具合が激しいです。
全体的に言えるのは、客観的視点に欠けているアホが多くなった事。この発言は合っているのか自身で調べる事、相手は自分をどのように思っているのか、客観的視点が高いのは日本人の誇れる文化だと思います。
写真はハロウィンで閉鎖されてしまったオアシス21。アホの骨頂です。