忠魂碑 長正司
説明
下関市役所豊田支所に接する十字路を北に50mほど進んだところから階段を登り、小高い丘の中腹に建つ立派な石碑です。日清、日露戦争で出征し、亡くなられた軍人を慰霊するために1921年に建てられました。その左手前段には長い顕彰碑があり、第2次世界大戦に出征し、亡くなられた180名の軍人の名が刻まれています。こちらは1986年に建てられました。いつ訪れてもきれいに清掃され、とても静かで落ち着ける場所です。またここから西市の街が一望でき、ビュースポットとしてもお薦めです。この場所から右手の山道を通り、藤棚に行くこともできます。(F)
石材運搬の逸話
1999年に出版された「目で見るふるさと豊田の歴史と文化」によると、忠魂碑の石材の運搬は大掛かりなもので、徳山市で花崗岩の石材を切り出し、加工して鉄道を用いて運ばれたそうです。西市駅からは商店街をコロで少しずつ移動させ、急斜面はウインチで運び上げられたそうです。(F)
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