アメリカ横断27日目シカゴ川リバーウォーク

2023.06.30

アメリカ横断旅行27日目。イリノイ州の首都シカゴに辿り着いたと言うよりも、とうとう辿り着いてしまったと言った方が正しいかな。アメリカ横断の目的の一つがルート66を巡る旅でもあり、そのルート66の起点が、ここシカゴにあったのだ。ルート66は、アメリカ合衆国を横断する旧国道で、イリノイ州シカゴからカリフォルニア州サンタモニカを結び、その長さは全長3755kmにもわたっていたが、途中でグランドキャニオンやイエローストーン、ザイオンなどの国立公園を巡っていた為、全体の53%しか踏破できなかったが、自分では大満足であった。


ルート66は、州間高速道路が完成してから廃線となりましたが、現在は「ヒストリック・ルート66」として残され、再び観光客が訪れる旅人憧れの道なのです。E Adams Stにあるルート66の起点標識を無事見ることができ、市内観光へ繰り出した。アメリカの三大都市のひとつであるシカゴは、「摩天楼の発祥地」として知られ、それを眺めるのに人気なのがリバークルーズであり、拙者は予算の都合から丘の上からウォーターフロントを楽しもうと出掛けていた。


まず目に止まったのが、トウモロコシのような形をした2棟のタワー「マリーナ・シティ」で、1964年に世界で初めて建てられたの円形ビルで、896世帯が住むアパートメントで、元々はシカゴから離れていく人々を定着されるために建設されたもので、話題が話題をよび、896戸の入居者募集に約2,500件もの応募があり、当時大きな話題となった建物であり、今見てもタワーの斬新さと構造美は劣っていません。


この建物は、トランプ インターナショナル ホテル & タワーで、全米でも4番目に高い415mのタワーで、外壁には大きく「TRUMP」のサインは、遠くからでもとても目立ちます。


現在いる橋は、バターン・コレヒドール記念橋で、シカゴ川に架かる橋で、1939年に着工されましたが、第二次世界大戦中の資材不足により完成は1949年まで遅れていた。凄いね、アメリカ国旗が飾られているビルは、ザ・リグリー・ビルディングです。リグレービルはシカゴ川に面した白亜の建物で、リグレーガムカンパニーの本社ビルで、ルネッサンス建築様式で建てられ、夜はライトアップされさらに豪華になります。ここは、ボートツアーのChicago's First Ladyは、リバー クルーズにおいて2 年連続で北米で最高のボートツアーの1つとして認められています。このクルーズツアーでは、スペイン語、フランス語、日本語、韓国語を含む 4 か国語で事前に録音されたツアーのナレーションをスマートフォンで聞くことができます。乗船チケットは 53.85ドル(8000円)から。


この子ども博物館は、ネイビー・ピアという元々は海軍の桟橋だったところに作られた商業施設群の一角にあり、このネイビー・ピアには遊園地の他、シカゴ子供博物館などのアトラクションがある。


シカゴの中で最も観光客が訪れるのがミシガン湖沿いにあるのがこのネイビーピアであった。桟橋のような形をしていて、1916年にシカゴ都市計画の一部として建設されていたが、本来の目的はミシガン湖の輸送船のための施設でもあり、広大な蒸気客船のドック施設が置かれていたことでも知られていた。


1995年に本格的に整備されて以来シカゴのランドマーク的存在となっていた。毎週水曜と土曜にはミシガン湖をバックに花火が打ち上げられますが、花火のない夜でも夜景が大変きれいで多くの人が夜景を見に訪れるそうです。


こうして僅かな時間だったがシカゴの街、いやウォーターフロントを徘徊でき、摩天楼も数少ないですが見られたことを嬉しく思っています。


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