グランドキャニオン デザートビュー


2023.06.12
アメリカ横断9日目。今回のアメリカ横断旅行、第1章はルート66を使い、シカゴにあるルート66の起点を目指し、途中では国立公園群を巡るため、一時離脱があるがこの国立公園巡りが第2章で、そして第3章は、シカゴからカナダに越境、ナイアガラの滝、ワシントンDC、ニューヨーク、ボストンまでの行程で、いよいよルート66から一端離れ第2章国立公園巡りが始まった。
グランドキャニオンに30余年ぶりにやって来たが、風景こそTVやネットで観る機会がある為、脳裏に焼き付いているが、どこで見学したのかについては全くと言って覚えていなかった。グランドキャニオンは、地球が何億年という途方もない歳月をかけて創り出した芸術品とも言え、どんな形容詞を並べても、どんな写真や映像を用意しても、実際にこの大自然を目の前にした時の感動を言葉を並べても収まらず、この驚異を目のあたりにすると、全ての言葉は意味を失います。グランドキャニオンは1919年に国立公園に指定されているが、一番初めに国立公園に登録されたのはイエローストーンであった。昨日は、サウスリム西側を中心に観光していたが、今朝は東側にあるナバホポイントなどを巡る予定であった。当初、無料のシャトルバスで行こうと思ったが、この先の目的地モニュメントバレーがこの先に当たる為レンタカーにて移動を開始した。


リパンポイント見物から今度はデザートビューにやって来た。地図


ここはマーサー・ビジターセンターから、東に約23マイル、最東端のポイントである。駐車場からデザートビューポイントまでは数分歩いていくと塔のようなものが建っています。


この塔は「ウォッチ・タワー」と呼ばれ、フォーコーナーズ近隣地域で見つかった古代プエブロ(アナサジ族)の見張り塔を模して1932年に作られたもので、デザートビューポイントのシンボルになっています。


ここデザートビュー・ポイントからの眺めはと言っても今まで多くのポイントを鑑賞してくると目が慣れすぎて感動を呼ばなくなっている自分がいた。


何と贅沢な悩みなんだろう。


それでも今まで観てきた景観と異なって見えるのはコロラド川の位置が、デザートビューでは北から南に流れていてその姿がよく見えることかな。


ここからだと小さな川に見えますが、調べると平均で幅約100m、水深約30mの大河であり、長い年月を掛けて時に豪雨が降り、川が氾濫し崖を崩しグランドキャニオンが形成されていったとが想像できます。


今度はウォッチ・タワー見学です。


石を積み上げて作られたこの塔は、1932年に建築家のメアリー・コルターによってデザインされました。


この塔近くに1956年にグランドキャニオンで発生した飛行機事故の石碑が建っていました。ここから見える地で起きたトランスワールド航空とユナイテッド航空の飛行機が空中衝突事故という悲劇的な事故で、事故機の墜落現場が後にアメリカ合衆国国定歴史建造物に認定され、この事故がきっかけで連邦航空局が発足し、連邦航空法が制定されました。


グランドキャニオン東口ゲート

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